結婚を前提に付き合うことを考えた場合に、相手がどういう人なのか、過去にどういった人生を歩んできたのかということは非常に気になるところです。
相手をよく知るという点からも、ある程度は把握しておきたいものです。
これと同じように、例えば、自分が住む家であるとか、店舗を構える場所についても、その場所がどんなところだったのかということは知っておいても損はないでしょう。
災害で問われる場所の過去
最近では、地震や水害などが起こると、その土地が昔はどんな場所だったのかということが問題視されたりします。
例えば、地震が起きた時、昔は川だったところや田んぼだったところは、揺れが大きかったり、液状化が起こったりすることもあります。
例えば、地名についている漢字である程度は推測つく場合もありますが、ピンポイントでその場所がどういった場所だったのかまではわかりません。
防災面のみならず、生活の安全、生活環境の充実といった面からも、自分の家や店舗や会社などが、昔はどんな土地だったのかということを調べておくことは決してムダなことではないでしょう。
土地を知ることができる方法
その土地を知ることができる方法はいろいろありますが、オススメなのは『地盤サポートマップ』です。
これは、ジャパンホームシールド株式会社が作ったもので、専門家の方々が国土地理院や行政と連携をしてできています。
阪神・淡路大震災や東日本大震災を受け、その後に、2015年につくられていて、正式には『地盤サポートマップU』と言われています。
住所を入力して検索することで詳細情報を見ることができます。
地耐力、地震時の揺れやすさなどがわかるだけでなく、学校や医療施設・都市公園などの充実具合がわかります。
さらに、最寄りの駅までの距離、公園までの距離、浸水の可能性、土砂災害の可能性などを調べることができます。
地盤サポートマップ ブラウザ版はこちら
https://supportmap.jp/
https://www.j-shield.co.jp/1million/cp2.htm
地盤サポートマップ アプリ版紹介ページはこちら
https://goo.gl/mHAhGh
https://goo.gl/J11MCZ
古地図を調べる
昔どのような場所だったのかをみる場合に、日本の古地図を参考にするという方法があります。
アメリカのスタンフォード大学の「Japan1:50000」というサイトになるのですが、日本の昭和初期の地図が無料で公開されています。
一部欠落している部分もありますが、ほとんど見れます。
https://stanford.maps.arcgis.com/apps/SimpleViewer/index.html?appid=733446cc5a314ddf85c59ecc10321b41