失恋したら髪を切る女性の心理とは | 薬剤師トピックス

ある朝、会社に出社したら同僚が長い髪を短く切っていたら、その女性は失恋したのかなと思う人も多いと思います。

デリカシーのない人だったら、「失恋でもしたの?」などと聞いてしまうかもしれません。

実際に失恋して髪を切る女性ってどのくらいいるの?

そこで気になるのが、実際に失恋したときに髪を切る女性って、どのくらいいるのでしょうか。

マイナビウーマンでは、実際に失恋したら髪を切るといったことをしたことがあるかどうかをアンケートしています。
その結果、失恋して髪を切ったことがあるという女性は16.5%でした。

2割弱なので、それほど多くはないという感じですが、失恋で髪を切ったことがないと回答した人の中には、実際に失恋をしたことがない人、もともと髪は長くなくボブだったりする人もいることを考えても、実際に失恋で髪を切ったことがある人は一定数いるということになります。

髪を切った理由としては、きれいさっぱり忘れたかったからという回答や、元カレが長い髪が好きだったから伸ばしていただけで自分はボブが好きだったからといった回答があります。

逆に、「失恋」=「髪を切る」となりあまりにもあからさまではずかしすぎるし、周りからツッコまれるの面倒だから切らないという人や、髪を切ったところで何かの解決になるわけじゃないという人もいるようです。

失恋で髪を切る女性の心理

失恋した時に髪を切るというのは、心理的には一種の女性の防衛機制が働くためだと言われています。

人間は、不快なことや都合の悪いことは、無意識に忘れようとしたり、違う形で解消しようとしたりする心理があります。

そうして自分を守るために備えている防衛メカニズムの心理が、『防衛機制』と言われるものです。
ありのまま受け止めると、苦しい、つらい、耐えられないというような現実から身を守るために働くのです。

失恋した女性が髪を切るというのは、こうした防衛メカニズムの一つで、『逃避』という心理が働くためなのです。
不安や苦痛を感じる状況から脱するために、別のことをして失恋という事実から逃れようとする心理なのです。

同じように、高いブランド品を買いまくるとか、ヤケ食いをするとか、一人旅に出かけるなどという行為も、『逃避』の心理からくる行動です。

そんなことはせずに、失恋したら布団にもぐって一日中過ごす人や、深夜に泣きながら友達に電話する人のとる行動は、『退行』と言われています。

また、私は恋よりも仕事に生きるんだとがむしゃらに仕事に打ち込んだり、きれいになって見返してやるといわんばかりにエステ通いやプチ整形に走る人もいますが、こうした場合は劣等感を頼事で克服しようとする『補償』という心理になります。

『逃避』にしろ『退行』にしろ『補償』にしろ、自分を守るために備えている防衛メカニズムからきている行為で『防衛機制』ということになるのです。

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