網戸は、ホコリや汚れが目立つようになってきたら張り替えの目安と言えます。
網戸の張り替えなどというと大変というイメージがありますが、材料と道具さえそろっていれば、誰でも簡単に張り替えることができるのです。
網戸の網の取り外し
網戸用ネットは、屋外から室内の様子が見えにくいタイプなどもあり、またペットを飼っている人には、ひっかいてもやぶれにくいタイプなどもあるのでオススメです。
網戸の張り替えをするには、まず網戸をはずします。
丈夫左右についているハズレ止めを解除して、屋外側から枠の両側を持って上へ持ち上げながら、下部を手前側に引くと、枠から網戸がとりはずせます。
網戸をサッシから外したら、今度は古い網をとりはずします。
ゴミやほこりで汚れないように床にビニールシートを敷き、網戸の押さえゴムがある屋外側の面を上にして床に置きます。
押さえゴムの端を探して、千枚通しなどの先のとがったもので起こしてから、引っ張って網を取り除いていきます。
網をはずしたら、察しの溝にたまったほこりやゴミを歯ブラシなどを使ってきれいに掃除します。
溝がつまっていると、新しい網を張る時に押さえゴムがきちんと入らなかったりしますので、念入りに掃除します。

網戸の網を張り替える
サッシが掃除できたら、網戸の上に新しい網を広げます。
4辺がそれぞれ10cm程度余るように網を置き、全面に網を載せ、余分な網をハサミでカットしていきます。
網によっては裏表があるものもあるので注意します。
専用のクリップを使えば、一人でも簡単に作業することがえきます。
次に新しい押さえゴムを網戸用ローラーではめ込みます。
網が大きくズレないように注意して作業します。
もしズレたり歪んだりしてしまった場合は、いったんゴムを取り外して網の位置を戻してからやり直します。
4辺全てに押さえゴムをはめ込んだら、余ったゴムをハサミで切って溝におさめます。
さらにカッターナイフで余分な網をカットします。
刃を枠に当て、押さえゴムのキワ部分を切ります。
戸車を交換
戸車はすり減ってくると、網戸の開閉の際に網戸がガタついたり、下の枠にこすったりするようになります。
また戸車の高さが合っていない場合も同様に、網戸がガタついたりします。
戸車にはいくつかの種類がありますが、一番オーソドックスなのは、網戸の溝にはめ込むだけのタイプになっています。
網戸の小さな穴・ヤブレ
網戸に小さな穴やヤブレがある場合は、網全体を張り替えるのではなく、部分補修用のシールを利用するといいでしょう。
ほつれた糸をハサミで切り、穴の形を整えてから、編み目がプリントされた透明なシールを両面から貼り付けます。