ポジティブシンキングのクセをつけるビリーフチェンジ | 薬剤師トピックス

仕事でミスをしてしまった時テストで悪い点を取ってしまった時、あなたはどんな風に感じるでしょうか。

なんで失敗しちゃったんだろう
ああー、あの時こうしておけばよかったなー
私はダメな人間、何をやってもダメ。。。

多くの人は、こんな感じなんではないでしょうか。

ポジティブシンキングな人

一方、仕事でミスをしてしまっても、テストで悪い点を取ってしまっても、次のように考えるポジティブ思考の人もいます。

過ぎちゃったことは仕方ない。次にミスしないように頑張ろう。
悪い点だったのが今でよかた。きっともっと頑張れってことなのよね。
勉強になった。これも自分にとって必要な学びだったんだ。

同じ仕事のミスなどでも、人によって感じ方はさまざまです。

 

同じ仕事のミスをしても、それをネガティブに考えてしまうのか、ポジティブに受け止めるのかは、思考の違いになります。

思考の根本となるコア・ビリーフ

コア・ビリーフとは、日本語に訳すと「その人の中核となる信念」といった感じになるのでしょうか、平たく言えばその人の考え方のクセになります。

いつもネガティブな人、能天気な人、いろいろですが、コア・ビリーフはまさに自分の心の深い部分にある自分の中の判断基準とも言えるでしょう。

このコア・ビリーフがポジティブな人は、ほとんどのことに対してポジティブな見方をしますし、逆にコア・ビリーフがネガティブな人は、物事を悪く考えがちです。

そして、ネガティブな人のコア・ビリーフをポジティブなものに変えていく方法が、ビリーフチェンジになります。

ネガティブな考えをポジティブに変えるビリーフチェンジのやり方

ガティブな人のコア・ビリーフをポジティブなものに変えていく、ビリーフつまり信念をチェンジしていくビリーフチェンジですが、そのやり方について説明します。

  1. まず、紙を用意して、中央に1本の線を縦に引きます。
  2. 左側に、その日の尾張に1日の出来事を書き出します。(細かくなくても大丈夫です)
  3. 書き出したものの中で、自分にとって少しでもネガティブな体験や出来事があれば○をします。
  4. ○をした出来事の右側に、ポジティブなとらえ方を考えて、書き出していきます。

このビリーフチェンジを毎日繰り返して行っていると、次第にポジティブシンキングとなっていきます。

自分の心を変えたり、強く保っていくためには、最初のうちはこのように毎日のトレーニングが必要になってきます。
今までネガティブ思考だった人がこの瞬間からポジティブ思考の人間に変わるといった特効薬的方法はありません。

毎日、紙に書き出してポジティブなとらえ方を考えて書き出していると、そのうちに考えて紙に書き出さなくても、自然とポジティブな考え方が頭の中に浮かんでくるようになるのです。

ネガティブな考えを無理やりポジティブに変える必要はない

ビリーフチェンジの話をした後で、「ネガティブな考えを無理やりポジティブに変える必要はない」というと、何か矛盾しているようにも感じるかもしれませんが、無理やりにする必要はないということです。

苦しいとき・悲しいとき・つらい時・うれしいとき、まずはその自分の感情と向き合うことが大切です。
その上で、いろいろな視点で物事をとらえていくことが大切です。

そこにはネガティブな考えもあり、ポジティブな考え方もあります。
ポイントは、ビリーフチェンジのやり方を訓練することで、ネガティブな見方だけでなく、いろいろな視点から物事をとらえられるようになるということになります。

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