主導権と円卓のナプキン理論 | 薬剤師トピックス

交渉や商談において、主導権を握るということは重要なことです。
交渉上手な人にもなると名刺交換や握手から相手の心の状態を読んだりします。

相手より先に行動することの重要性

交渉において、握手や名刺交換は、相手より先にするほうが効果的です。
たかが挨拶ということでも、挨拶を一番先にすることによって、その空間を支配しているような空気、優位性を演出することができます。

相手よりも先に行動することで、相手に無意識のうちに優位に立たれたと思わせることができるのです。
自分は口下手で交渉が下手なんだと思っている人でも、先に握手を求めたり、名刺交換したりすることはできると思いますので、試してみると良いでしょう。

一番最初が肝心な理由

とにかく、その場の主導権を握りたければ、一番最初に行動することが大切です。
そのことを表しているのが、漫画家の荒木飛呂彦さんの『ジョジョの奇妙な冒険』の中で出てくる『円卓のナプキン理論』です。

少し長くなるが、そのシーンは次のようになっています。

君は このテーブルに座ったとき・・・
ナプキンが目の前にあるが・・・
君はどちら側のナプキンを手に取る?
向かって「左」か?「右」か?

左側のナプキンかね?それとも右側のナプキンかね?

普通は・・・・・・・・・「左」でしょうか(ルーシー)

フム ・・・・・・・・・それも「正解」だ
だが この「社会」においては違う
「宇宙」においてもと言い換えていいだろう


・・・・・・・・・宇宙? ?(ルーシー)

正解は『最初に取った者』に従う・・・だ

誰かが最初に右のナプキンを取ったら
全員が「右」を取らざるを得ない
もし左なら全員が左側のナプキンだ そうせざるを得ない
これが「社会」だ・・・・・・・・・・・・

何が言いたいのかというと、最初に動いた者がその場の主導権を握るということです。

主導権を握るということはどういうことなのか

最初に動いたものが主導権を握るというおkとはわかったが、それではなぜ主導権を握るべきなのか。
もちろん、その場で優位になるためです。
それでは、優位になるということはどういうことなのかというと、自分がストレスを感じない空間を作りだすということになります。
心理学的には、こうしたストレスを感じない空間『コンフォートゾーン(快適な領域)』と言っています。

相席を快適にするコツ

よく店が混んでいると相席をお願いされることがあります。また知らない人と新幹線の2人掛けのシートの隣同士になることもあるでしょう。
蕎麦屋で蕎麦を食べ終わるまでの20分程度であれば、その間のほとんどは蕎麦を食べているのでそれほど感じないでしょうが、新幹線などで2時間も3時間も隣の席となると、ちょっと嫌だなと内心思うこともあるかもしれません。

そんな時は、こちらから「こんにちは」でも、「どちらまで行かれるんですか」と言うと良いでしょう。
まだは、「失礼します」とひとこと言うだけでも違います、。

こちらから先に話かけたことにより、その席での主導権を握ることができます。
主導権というとオーバーですが、気持ち的にかなり楽になり、あまりストレスを感じなくなったりするものです。

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