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薬剤師として必要な統計学や統計解析について

薬剤師として必要な統計学

統計は、いろいろなことに用いられます。
医薬関係の論文を読んでいると、相関係数とかオッズ比というような言葉がでてきたりします。

薬剤師は、統計を知っておいたほうが良い

薬剤師に関係が深い医学関連の分野で考えてみると、いろいろな論文を目にすると思います。
症例報告、コホート研究、症例集積、ケース・コントロール研究、RCT(無作為臨床試験)といった論文を読んでも、生物関連の論文を読んでも、統計に関連した用語などいろいろ出てきます。

調剤に従事していなくても、薬剤師であれば、医薬品の情報源として、添付文書やインタビューフォームなどは一度は見たことがあるかと思いますが、そこには、臨床試験や副作用発現率をはじめ、有効性・安全性に関連した統計量が数多く記載されています。

こうした論文などを読むにあたって、統計学の知識は絶対に必要となります。
なぜならば、論文での実験データ・実験結果が本当に意味があるものなのか、書かれている考察が実験結果より本当にそう言えるのかを確認するために必要になってきます。

実際に、用語集の解説を読んだだけだとイマイチわからなかったり、統計専門書の難しい計算式を見てもわけがわからなかったりと、理解しづらいものもあったりします。

しかし、効果を検討する臨床論文を読んでも、副作用などの安全性を検討する論文を読んでも、統計や解析を抜きにして語れません。

統計は、疫学の分野でも出てきますし、マーケティング分野においても、アンケートをして統計を取ったりして、いろいろと統計を駆使する場面が多くあります。

多くの薬剤師は、統計学についてはあまり勉強してこなかった

薬学も6年制になってからは、薬学生として授業で一応統計学は必須科目として学びますし、国家試験にも一応出されますが、そのウエイトは小さく、また、通常業務として調剤をやっている分には、統計というものは気にしないでしょう。
また、4年制の昔であれば薬学生としての授業で統計はありましたが、国家試験にもでないことから、真剣に勉強する人も少なかったことでしょう。

 

医薬論文を読んで、わからない統計用語が出てきて、これはなんだ、わからないとヤバイかもということで、本屋に行って統計学や統計解析の本を買って勉強をしたという人もいるかもしれません。

統計を勉強するにしても

統計学や統計解析を勉強しようとして、統計関連の本を見に本屋に行っていろいろ読んでみると、統計の専門用語を難しい式などを用いて難しく説明しているものがあったり、式の導き方まで書いてある本があります。

 

統計学者や数学者になるのであれば、いいかもしれませんが、そんな難しい計算、例えば共分散やら、相関係数やら、各種検定などは、エクセルにデータを打ち込んで関数を使えば、自動的に計算してくれる時代ですので、統計の深い理論まで知りたいというのであればともかく、薬剤師として必要な統計ということであれば、そこまでしなくても良いでしょう。

 

一般的な統計の知識とか、よく論文にでてくる統計用語のもつ意味や使われ方、どんな場合にどんな検定が適しているのかといったようなことが大切とも言えるでしょう。

 

一番良いのは、簡単な事例が載っていて、その計算結果や考察が書かれているようなものだと理解しやすいかもしれません。

相関関係と因果関係

統計の中で、よく間違いやすいのが、相関関係と因果関係の違いです。
というわけで、簡単に相関関係と因果関係の違いについて動画にまとめましたので、ご参考にしてください。