アクロコルドンとは

アクロコルドンとは

美容に関連した用語などについて説明していきます。

アクロコルドンとは何でしょうか?

アクロコルドンとは何でしょうか? 
アクロコルドンをやっつけるといっても、アクロコルドンは恐竜の名前ではありません。

アクロコルドンとは

実は、アクロコルドンは、首やデコルテ(首から胸元にかけての部分)、目の下などにできる小さなイボのようなできもののことを言います。
アクロコルドンは、 顔や、脇の下、ビキニラインにも出ることがあり、基本的には全身のどこにでも発生します。

大きさはだいたい1mmから大きくても数mm程度ですが、目の下やデコルテといった目立つ部分にできてしまうと、美容的にも気になってしまいます。放置していたら数が増えてしまったという方もいるかと思います。
色は薄橙色、褐色、黒色といろいろあり、濃さもさまざまで、わずかに盛り上がっているものから、イボ状に突出しているものもあります。
アクロコルドンは、老人性イボ(老人性疣贅(ゆうぜい))のことで皮膚の良性腫瘍です。

なぜアクロコルドンができるのか

アクロコルドンは、50代になると多くみられますが、早い人だと30代でも見られることがあります。

加齢とともに増えたり、ゆっくりと盛り上がっていきます。
アクロコルドンができてしまう原因は、皮膚お摩擦などによる皮膚の老化現象が原因とされています。
老化の他には、紫外線も影響しているのではないかと言われています。

アクロコルドンができてしまったら

アクロコルドン自体は、見た目は悪いものの、良性の腫瘍・イボなので大きな病気に繋がることはないので、すぐに対処しなければいけないというものではありません。
とはいえ、美容的には非常に気になったりすることもあります。
アクロコルドンが増えると、首や顔が老けてみえる原因にもなってしまったらい、ネックレスが引っかかって気になるケースもありまう。
アクロコルドンの治療法の主流は、炭酸ガスレーザーや手術用はさみを使って除去する方法となっています。

 

炭酸ガスレーザーでアクロコルドンを取る(一般的には保険適用外)

炭酸ガスレーザーを使った方法は、隆起した部分のみを炭酸ガスレーザーで蒸散させてから、皮膚表面をごく浅くはぎ取ります。
傷はすりむいた程度の浅さで、ほとんど痕が残らずに治療できます。

 

液体窒素でアクロコルドンを取る(保険適用)

患部に-200°近い液体窒素を当ててピンセットで摘むというような治療法も多く行われます。
液体窒素で凍結させて治療する方法がありますが、炎症を起こしてシミが残ることがあります。
この治療法は保険適用になっています。

 

専用のハサミで簡便に取る(保険適用)

小さいものや少しでも盛り上がっているイボについては、専用のハサミで丁寧に切除していく方法もあります。
気になる痛みですが、麻酔が必要なほどの痛みとなることはあまりありません。