風邪のやさしいお粥の効能

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内 容

医食同源におけるお粥

風邪をひいたときに、消化がよくて体を温めてくれる食べ物といえば、お粥!と答える人も多いのではないでしょうか。

医食同源の中国では、米や雑穀、豆類といった穀物とともに「食薬」として取り扱われているおかゆは、古来より食されてきました。
お粥専門店などに入ると、穀物やその他食薬となるような食材が、漢方生薬のように並べられたりしています。

お粥の種類が多い中国


さすがお粥を食薬として取り扱っている医食同源の国、中国では、伝統的にお粥の種類が多くなっています。
中国のお粥は多くは米をベースにしていますが、米以外の雑穀や豆類を使ったお粥も種類が多くなっていて、街のあちこちにお粥の専門店をみつけることができます。さらに一般家庭向けのお粥の専門書も豊富にあるくらいお粥が好まれています。

中国のお粥には、ハトムギ(ヨクイニン)を使った健節美潤粥や、栗(小米)をつかった小米稀飯や小米粥、高粱(コウリャン)を使った高粱稀飯、緑豆を使った緑豆稀飯、緑豆粥、さらに多種類の穀物を使っている益五臓豆粥などがあります。


朝粥は中国の風習から


中国ではお粥も食薬として、お粥の中に入れる食材によって体を温めたり冷やしたり、滋養強壮効果を狙ったりとさまざまな健康効果を期待しています。
日本でも「朝粥」という言葉がありますが、中国料理でも、胃腸に負担をかけないように朝はお粥を食べるという習慣が残っていたりします。日本にあるお粥専門店にも「朝粥セット」などがあるのはそのためなのかもしれません。


米の形と米タンパク質との関係


お米というと、炭水化物・でんぷんというイメージがありますが、米タンパク質も含まれています。米タンパク質には、膨潤しやすく消化されやすいグルテリン、膨潤しにくく消化されにくいプロラミン等がありますが、インディカ米には、プロラミンが多いため形が崩れにくいとされています。
実は、プロラミンの含量と分布が、お粥の美しい形を作っているとも言われています。

さらにプロラミンは血糖値をあげる作用にも関与しているのではないかということが言われています。


日本で昔より食べられてきた白粥


日本でお粥と言うと、おなじみなのが白米だけを使った白粥(しらがゆ)です。白粥は、消化が良く胃腸に負担をかけないことから、病中・病後や風邪などの発熱性消耗疾患の時に食事に用いられたりします。
さらに精製した白米ではなくて、玄米でお粥を作ると、消化機能を調製する働きや血液循環を良くしたりする働きがあるので、暑気を冷やしたりする効果も基地あされています。

レトルト粥は、ジャポニカ米とインディカ米で作られる


ジャポニカ米だけでお粥を作ると、保存している間に米粒が溶けてしまいます。そこでお粥用の米は、形が崩れにくいジャポニカ米に、インディカ米を適量加えたり、ジャポニカ米とインディカ米を交配して交配種をつくって作られたりしています。

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