
アレルギー検査
いろいろとあるアレルギー検査について説明しています。
性病検査キットと臨床検査のポイント
通常の健康診断では行われないアレルギー検査についても、在宅臨床検査で行うことができます。
私たちは、花粉やほこりなど特定のアレルゲンにより生体が過敏に反応してしまいますが、この時、IgE抗体というものができています。
このIgE抗体が組織の細胞に付着し、そこに再度、花粉やほこりなどのアレルゲンが入ってくると、抗原抗体反応を起こし、アレルギーの原因となる物質が放出され、アレルギー反応を起こしてしまいます。
MASTと呼ばれるアレルギー検査法は、チャンバーと呼ばれる容器の中に固定されたアレルゲン結合ポリスチレンウェルに、採取した血清を反応させることにより、特異的IgE抗体を化学発光法により測定するもので、同時に33項目ものアレルゲンの試験を行うことができます。
自分がどんなものに対してアレルギーがあるか、その傾向があるかということを知っておくことは、快適な日常生活をおくる上でも有用なことになるでしょう。
食物アレルゲン |
花粉アレルゲン |
環境アレルゲン |
その他アレルゲン |
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ソバ |
オオアワガエリ |
コナヒョウヒダニ |
ペニシリウム |
判定 | MAST 33項目 | |
クラス | 測定値(ルミカウント) | |
陰性 | 0 | 1.39以下 |
偽陽性 | 1 | 1.40~2.77 |
陽性 | 2 | 2.78~13.4 |
3 | 13.5~58.0 | |
4 | 58.1~119 | |
5 | 120~159 | |
6 | 160以上 |