
子宮頸癌は、約85%が扁平上皮細胞から発生します。
一方、腺上皮細胞から発生するものは、検診で見つけにくく、信仰により放射線治療や化学療法が効きにくい傾向があります。
臨床進行期は、0~Ⅳ期に分けられています。
近年、子宮頸癌は、早期発見に伴う早期治療が増えてきていることから、癌になる前から治療が行われるようになりました。
比較的軽度の0期からⅠa期ではほとんどを治癒させることができるため、死亡数は減少していますが、けっして発生率が少なくなったわけではありません。
子宮頸癌は、初期は無症状です。
したがって、早期発見のためには検診が必要になってきます。現在では治療後の妊娠や分娩も可能になっています。
性交後の出血やおりもの等は、びらんやポリープでも起こるものでそれだけでは区別はつきません。
トイレのビデなどで膣洗浄を行った後や、生理の時の検査は、擬陽性や擬陰性になったりしますので注意が必要です。
できれば医師の指示にしたがうことが大切です。
子宮頸癌検査では、通常まず細胞診が行われます。
細胞診
扁平上皮癌・腺癌の上皮組織への浸潤を調べるため、綿棒などで子宮頸部をこすり、摂取された細胞を、パパニコロー染色という特定の細胞に色をつける準備を行い顕微鏡で見ます。 子宮があるのは女性なので、「ママは、パパにコロー」といったと覚えれば、パパニコロー染色、覚えやすいです。
細胞を診る細胞検査士、細胞診専門医などのスペシャリストががチェックを行います。
コルポスコピー疹
子宮の入り口を膣拡大鏡であるコルポスコープという機会で診るもので、子宮入口での病変わかるようになっています。
湿潤癌をスコープで診るというかたちのものです。
組織疹
コルポスコピー診で、異常が見つかった場合は、症状がでている場合に、さらに細かく診ていきます。
そのほか、主要の広がりの診断のために、腫瘍マーカーの測定やMRI、CTなどの画像診断を用いることもあります。
子宮頸癌啓発キャンペーンとして、ティール&ホワイトリボン というものがあります。
これは、「NPO法人 女性特有のガンのサポートグループ オレンジティ」と、「NPO法人 ブーゲンビリア」、それに「NPO団体法人キャンサーネットジャパン」が連携・協業して作られています。
ティール&ホワイトリボン 子宮頸がん啓発キャンペーンは、コチラから
http://www.sikyukeigan.net/about.html