パソコン・スマホのやりすぎはダメ

パソコン・スマホのやりすぎはダメ

緑内障とは・・・ その症状、メカニズム、検査、治療法、自宅でもできるケアなどを紹介していきます。

ここ10年で広まったスマホ、20年で広まったPC

日本でパソコンが急速に普及しはじめたのが、1995年前後。1993年にWindows3.1の日本語版が発売されてから、徐々にパソコンの売り上げが伸び始めてきました。
つまり、ここ20年の間に、パソコンは急速に普及してきました。
時代が進み、今や2人に1人はスマートフォンを利用している時代。このスマートフォン(スマホ)が普及し始めたのが2000年代後半いなります。
つまり、パソコンが普及して20年、スマホが広く使われるようになってからまだ10年といったところです。

 

これにより、現代の日本人は、スマホやパソコンの画面を見る時間が非常に長くなりました。
なんと、女子高生が携帯やスマホを使用する時間は1日平均7時間というデータもあります。これは30年前には考えられなかった状況です。

 

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緑内障の症状は、40歳を過ぎたころから注意が必要とされていますが、その緑内障の一つの原因とされているのが、目の酷使による強度近視です。
パソコンの画面で細かい仕事や作業をしたり、テレビやゲーム、それに携帯やスマホなどの小さい画面をずっと見続けることは、目にとっても良いはずがありません。

これからが怖い緑内障、PC・スマホは適当に

子供のころから、周りにパソコンやスマホがあり、10代のころから暇さえあればゲームやメールをしていたという人たちが、これから40歳になっていうにつれ、どういった影響が目にでてくるかということは、まだ未知の部分があります。

 

小さな画面を長時間、至近距離で見続けることで、目は極度の緊張を強いられます。朝から晩までパソコンの画面とにらめっこし、開いた時間は電車に乗っての移動時間ですら、スマホ―でゲームやメール、最近ではLINEなどのツールもあり、揺れている電車の中で、小さな光る画面を長時間見続けるという、目には非常に悪いことをずっとしているのです。

 

長時間、至近距離で小さな画面を見ているとどうなるかというと、まずその画面にずっと集中しているわけですから、自然と視野が狭くなってしまいます。
それに伴い、脳の情報処理能力も落ちてしまいます。

 

画面を見続けることで目を酷使していると、脳の情報処理能力が追い付かなくなってきて、そのため脳が余計なところにエネルギーを使わないようにしますので、目が疲れてしまいます。そして目は、「もうこれ以上情報処理できません」とギブアップしてしまいます。

 

それでも最近では、眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正したり、レーシック手術などを行い、さらに目を酷使してしまいます。
そしてこの状態が続くと、強度近視とあり、その合併症として、緑内障や白内障・黄斑変性症・網膜剥離といった失明いもつながりかねない状態を引き起こしてしまいます。

 

パソコンやスマホの画面を休憩もしないで長時間見続けるというような悪い習慣を続けていると、いつまでたっても目がリラックスすることできません。
まずは目を酷使して、目の異常の原因となっている原因を取り除くことから、目のケアを始める必要があります。

 

無駄にパソコンやスマホの画面を長時間見続けない、適当に目を休めリラックスさせるといったことに注意を払う必要があります。