トラベクロトミー(繊維柱帯切開術)

トラベクロトミー(繊維柱帯切開術)

緑内障とは・・・ その症状、メカニズム、検査、治療法、自宅でもできるケアなどを紹介していきます。

トラベクロトミー(繊維柱帯切開術)

『トラベクロトミー(繊維柱帯切開術)』は、他の治療で眼圧が下がらないときに行われる手術で、隅角は閉じていないものの、フィルターの役目をしている繊維柱帯が目づまりを起こしていて、房水の流れが滞ているものに対して、繊維柱帯で房水の流れを滞らせている部分を切開し、房水の流れを良くするもので、流出路手術とも言われています。

 

『トラベクロトミー(繊維柱帯切開術)』は、隅角の繊維柱帯から別の排出口をつくる手術であるトレベクレトミー(繊維柱帯切除術)に対して、繊維柱帯の目づまりしたフィルターの部分だけを切って流出路をつくり房水をシュレム管に流していくものです。

 

欠点としては、術後でも新たに作った排出口が再閉塞してしまうことがあります。