薬剤師の基本スキルである「処方せんの読み方」を各臓器を代表する疾患に沿ってトレーニングする内容になっています。
具体的な処方せんをもとに、医師の意図を理解して適切に処方せんを解析する力が
身につけられます。
これから実習の現場へ向かう薬学生にも、基本をおさらいしたい現場の薬剤師の方にも最適の1冊になっています。
事例1.心臓と血管の疾患
事例2.肺と気道の疾患
事例3.消化器疾患
事例4.肝・胆・膵の疾患
事例5.腎臓と尿路の疾患
事例6.生殖器等の疾患
事例7.血液疾患
事例8.脳と神経の疾患
事例9.内分泌代謝性疾患
事例10.皮膚疾患
事例11.骨と間接の疾患
事例12.免疫疾患
事例13.感覚器の疾患
事例14.精神疾患
コアカリキュラムの対象疾患を中心に122症例を網羅して、症例に即した臨場感あふれる解説で実践的に薬物治療を学んでいきます。
症例解析の実践演習にも役立ちます。
循環器系疾患6症例、呼吸器系疾患5症例、消化器系疾患16症例、血液・造血器疾患5症例、膠原病・アレルギー・免疫疾患4症例、内分泌系疾患6症例、代謝性疾患3症例、腎臓疾患9症例、神経・筋疾患9症例、精神疾患5症例、感染症17症例、泌尿器疾患4症例、産婦人科疾患8症例、皮膚疾患9症例、骨・関節疾患2症例、耳鼻咽喉科疾患6症例、眼科疾患4症例、小児科疾患3症例、緩和医療1症例とまんべんなく、バランスよく処方解説がされています。
付録には、臨床検査データ基準値一覧と小児薬用量一覧があります。
薬剤師のために、問題のある処方箋を見抜き、漏れなくチェックするためのポイントを紹介しています。
日経DIのベストセラー書籍『「処方せんチェック」虎の巻』を大幅に増ページした全面改訂版で、上下巻合わせて1,000頁を超えるボリュームになっています。
「疑義照会 実践例」も大幅に追加されています。
処方箋それぞれに、実例に基づく「疑義照会 実践例」を収録しています。
日頃患者からの訴えの多い症状や疾患、いわゆる“Common Diseases”を取り上げて、その処方例をまとめた実践書になっています。