毛じらみ

ヘッダ画像
性病検査キットを使うにあたり、ケジラミについて説明しています。

毛じらみの症状

●感染者 : 
他のしらみ類と同じく、戦後衛生環境の改善と共に激減していたが、1990年代中頃から感染者数が増加の傾向となっています。
青年男性に多い。

 

●病原 : 吸血性昆虫(ケジラミが主に陰毛に寄生して発症)
雄が0.8mm~1.0mm、雌が1.0mm~1.2mm。交尾後、雌が毛の根元に卵を産みつけ、7日前後で孵化し幼虫になります。
脱皮を3回繰り返て成虫になります。雌の成虫は3~4週間生存し、30~40個の卵を産卵します。

 

●感染ルート : 性行為による陰毛同士の直接接触による感染、タオル・寝具・毛布などによる間接感染。
性行為でケジラミのいる陰毛と接触すればほぼ100%感染します。
オーラルセックスによりまゆ毛、まつ毛に感染がみられることもあります。

 

●潜伏期間 : 15日目位が1つの目安ですが、感染後、痒み自覚まで1~2ヵ月というケースもよくあります。

 

●症状 : 陰毛に感染し、そこに強いかゆみを感じます。
肛門周辺、腋毛、胸毛などにも感染することがあり、子供や女性では頭髪に感染することもあります。
とても激しいかゆみが生じますが、逆に何も感じない人もいます。
特徴としては、かゆみがあるが湿疹は出ません。下着に毛ジラミの血糞として黒色点状のしみがつくことがあります。

 

●こんな時は疑う候補疾患 :
  陰毛周辺にかゆみがある。

ケジラミの検査

●検査法 : 視診

 

顕微鏡検査により寄生したケジラミを確認します。

 

かゆみのある陰毛患部をよく観察し、虫体又は卵が確認できればそれで診断。
かゆみのある部分の陰毛部を見るだけですから、自己診断も容易にできます。

 

下着へのケジラミの排泄による黒色点状の染みも参考。

ケジラミの治療

●治療法 :
寄生した患部の毛を剃る。
ですね。2つ目の治療法として

 

殺虫効果のあるスミスリンシャンプー、スミスリンパウダーなどを使います。
3日に1回陰毛部に散布して成虫を駆除する(卵には無効なので産卵から孵化まで1週間前後かかることを考慮し、2週間続けます)。