浅い呼吸は、酸素を十分に取り込めず、血流悪化を招きます。
ロングブレスは鍛える呼吸です。
縦横縦横で収縮するので、ロングブレスを行うとインナーマッスルが鍛えられ、内臓脂肪が落ちてきます。
ロングブレスの基礎呼吸について解説します。
ロングブレスの基礎呼吸は、3秒かけて鼻から息を吸い、頬を膨らませて15秒かけて口から「うーっ」と息をゆっくり吐きます。
このときのポイントは、お腹を意識し、ずっとお腹を引っ込めた状態で行うことが大切です。
こうすることで、インナーマッスルを鍛えることができます。
立ったままでも、寝たままでも、座った状態でも行うことができます。
寝たままだと腰に負担がかからないので良い。
ポイントは、丹田(臍の下5cmくらい)に意識を集中します。
約束事は1つ、大切なことなので繰り返しますが、「お腹を引っ込めっぱなしでお尻はしめた状態」で行います。
実際の基本呼吸について、わかりやすく動画にしました。
3秒かけて鼻から息を吸いながら腕を上げ、7秒かけてゆっくり口から息を吐き出すとともに、ボールを抑圧するように腕を下ろしていきます。
お腹に意識をして引っ込め、足を組むことでお尻を締め、その状態で肩甲骨を動かしていきます。
肩甲骨も意識し、肩甲骨を寄せるような形で、息を吐きながら腕を下ろしていきます。
これを6回を1セットとし、1日3セット行います。
実際の座ったままのロングブレスについて、わかりやすく動画にしました。
腸腰筋が鍛えられると、すり足やつまずきの防止になります。
椅子に座り、3秒かけて左足を1、2、3、4と4回上げながら鼻から息を吸い込みます。
続いて、7秒かけて左足を1、2、3、4、5、6と6回上げながら口から息を吐き出します。
これを1回として、左足の足上げを10回、右足の足上げを10回、左右交互の足上げを10回行います。
腹筋を意識しながら足をあげます。これをやって痛くなったところがあれば、それが腸腰筋です。
下半身を鍛えるロングブレスについて、わかりやすく動画にしました。
ひじを直角に曲げ、鼻から息を3秒吸います。
口から7秒息を吐きながら、立ち上がります。
鼻から3秒息を吸いながら、座ります。
この1回を1セットとして10セット行います。
慣れてきたら、椅子なしで行っても良いでしょう。
手と足を連動させるのが重要です。
手を足を連動させることがちゃんと歩けることにつながります
歩きにくい人は、やる前に腕を振る練習からはじめると良いでしょう。それに足を合わせていきます。
毎日やっているうちに、うまく手と足が連動していきます。
手を上げて、手を下ろすときに息をはきながら下ろして立ち上がります。
ロングブレススクワット、立ち上がりスクワットについて、わかりやすく動画にしました。
基本的な呼吸は、足を10回、左右交互にあげるのですが、最初の4回で鼻から息を吸って、その後6回は口から息を吐きながら行います。
6回1セット
足踏み4回で吸ってから
足踏み6回で吐く
これを1セットとして6セットずつ
(足踏み⇒2秒に3回の速さ)
腕を胸のところで左右にねじることで、肩甲骨を動かし、肩こりの改善につながります。
また、足を上げるときはできるだけ高く上げると良いでしょう。
胸のところで足踏みに合わせて横に腕を振る
脳のトレーニングになる。
まずは胸のところで腕を横に振ります。
この形はウエストもきれいにするし肩甲骨も動かすので肩こり解消にもなる
これに腸腰筋の運動(足の上げ下げ)を加えます
4回で吸って6回で吐きます
胸のところで足踏みに合わせて横に腕を振る
思いきり腕を振って足踏み
動作は大きめ、ももは高くあげると良いでしょう。
ももは高くあげることで、腸腰筋を上げていることになります。下っ腹引っ込めたい人は、腸腰筋を鍛えるがオススメです。
物足らないという人は、立って状態でリズム運動をすると良いでしょう。
リズム運動では、下半身が鍛えられるだけでなく、肩こりや腰痛も改善し、全身に血流をいきわたらせることで冷え予防にもつながります。