房水の産生を抑え、眼圧を下げる

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緑内障とは・・・ その症状、メカニズム、検査、治療法、自宅でもできるケアなどを紹介していきます。

交感神経作動薬

人の自律神経には交感神経とい副交感神経があります。
そして、そこに神経伝達物質がけつごうすると、そのことによって神経が興奮し、優位になります。

 

交感神経作動薬は、交感神経を興奮させる受容体を刺激して交感神経を活発にします。
交感神経を活発にして、房水の産生を抑えることで、眼圧を下げます。

 

副作用としては、目のかゆみ、目の痛み、目にしみる、目がかすむ、まぶしい、充血、アレルギー症状などが起こる可能性があります。
また、まれに頭痛や動悸、発汗、手の震えなどがあらわれることがあります。

 

心臓病、糖尿病、甲状腺に疾患がある人は、注意が必要です。

β遮断薬

自律神経には、それぞれ交感神経と副交感神経に受容体があります。
β受容体と呼ばれている受容体に対して、情報伝達物質の変わりに結合させることにより、交感神経を抑えて、副交感神経を優位することで、房水の産生を抑え、眼圧を下げます。

 

副作用としては、目のかゆみ、目がかすむ、まぶたの晴れ、充血、目にしむる、目の乾燥、角膜障害、頭痛、めまい、動機、血圧低下などが起こることがあります。
呼吸器・循環器に歯冠のある人や糖尿病の人、高齢者は注意が必要です。

炭酸脱水素酵素阻害薬

ヒトの体には、炭酸脱水素酵素という代謝促進を助ける酵素が広く分布していますが、この炭酸脱水素酵素は、水分や炭酸ガスの代謝に関わるさまざまな化学反応において、酵素として働いています。
目においては、炭酸脱水素酵素は、房水の産生に関わっています。したがって、炭酸脱水素酵素の阻害薬を使用すると、この酵素の働きが抑えられ、その結果、房水の産生がおさえられ、眼圧を低下させることにつながります。

 

以前は、炭酸脱水素酵素阻害薬は、内服薬でしたが、優れた効果がある反面、飲むことで全身的副作用がでやすく、長期の使用が難しい面もありました。
そこで副作用が少ない点眼薬が開発され、使用されるようになっています。

 

副作用としては、目の痛み、目にしみる、涙目といった一時的な刺激のほか、目のかゆみ、目のかすみ、充血、まぶたの腫れ、頭痛、吐き気などが起こることがあり、まれですが角膜潰瘍が起こることもあります。
アレルギー症状のある人や腎臓病の人は慎重に使用するようにします。