高血圧でも低血圧でも緑内障になりやすい

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血圧は高くでも低くても緑内障になりやすいことについて解説します。

内 容

緑内障のリスクは、高血圧でも低血圧でも高くなる?

日本の中途失明の一番の原因となっている緑内障ですが、日本緑内障学会の定義によると、「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に降下させることにより視神経障害を改善もしくは制御しうる目の機能的構造的異常を特徴とする疾患である」と定義されています。

 

これからの高齢化社会、ますます増加していくことが予想されている緑内障ですが、多治見スタディと呼ばれている日本緑内障学会が岐阜県多治見市で行った調査では、40代以上の人の17人に1人は緑内障で、年齢を重ねるごとに増える傾向があることがわかっています。

 

 

緑内障というと、眼圧が高くなる病気と思われがちですが、前述の日本緑内障学会の定義にもあるように、眼圧が正常でも視神経と視野に特徴的な変化がある場合は、緑内障であり、眼圧が正常な場合は特に「正常眼圧緑内障」と呼ばれています。

 

 

実は眼圧については、日内変動及び季節変動があると言われています。眼圧の基準値は、10~21mmHgですが、測定する時間帯によっても結果は異なってきます。季節変動においても、冬は寒いため交感神経の働きが強くなり、それにともない血圧が上昇し、同様に眼圧が上昇する可能性が示唆されています。

 

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したがって、もともと高血圧の人は、血圧と眼圧が関連していると考えると、緑内障のリスクがあると言えるでしょう。また眼圧が高いことで動脈硬化が進みやすく、それにより網膜が傷んでしまいます。

 

一方、緑内障の人には、冷え症や低血圧の人が多いということがわかってきています。こうした人は、眼圧が十分に下がっていても緑内障が悪化することがありますが、その理由としては、網膜に酸素と栄養を届けるために必要な、眼内への血流を促すポンプの力とも言うべき眼灌流圧(がんかんりゅうあつ)が低下していることが関係しているのではないかと言われています。そして眼灌流圧は、平均血圧と眼圧の差から推測でき、その差が小さいほど眼灌流圧は弱くなります。つまり眼への血流が悪く、網膜に酸素や栄養が届きにくい状態であると言えます。

 

その結果視神経が酸素や栄養不足に陥って死滅してしまい緑内障が進行してしまいます。

 

さらに緑内障の人が、糖尿行を併発すると視神経の死滅が早まることもわかっていて、糖尿病は緑内障の危険因子になっています。血糖のかんりもしっかりと行っていく必要があります。