勉強効率をあげるアロマ

勉強効率をあげるアロマ

勉強法や記憶術について、いろいろな情報を紹介していきます。

アロマの香りは、人の本能的な部分の感覚や感情にも働きかける

いろいろなことを学習するときに、学習環境を整備することは学習効率を考えたときに非常に重要なことで、ちょっとした工夫でも集中度合いや学習効果が大きく違ってきてしまうといったこともあります。

 

香りは人間において一番原始的な感覚とも言われています。

 

つまり、視覚や聴覚よりも感覚的・感情的な部分に訴える部分が大きいといえます。

 

よく、あの人はオヤジ臭いとか、あの人のニオイは生理的にダメなのよねといったようなことを耳にしたりしたことがあるかと重いますが、このようなことは、ニオイというのが本能的な部分に大きく影響を与えているということにつながるのではないでしょうか。

頭脳明晰のためのアロマの一番手は、ローズマリー

●生きるために発達した嗅覚と触覚
動物は、下等動物でも嗅覚と触覚はなくてはならない大切なもので、色々なものに触れたり香りによる情報は、無意識のうちに脳に送られて、心や体が育っていきます。野生動物の行動を見てみると、生殖・捕食・天敵等からの危険回避といったものがありますが、特に嗅覚と触覚はこれらに非常に大切な感覚で、身を守る武器にもなっています。

 

現代社会は、パソコンやインターネットの世界になっていて、視覚と聴覚が圧倒的にその情報源になっています。しかし、アロマを使うことで人間本来の感覚が呼び戻され、研ぎすまされていきます。
頭脳明晰のアロマの一番手は、その利用度からするとローズマリーでしょうか。

 

勉強部屋の香りとしてお奨めです。

 

頭脳明晰、記憶・集中力の強化といった他に、消化促進、抗菌、肝臓強壮、抗炎症といったような効果が期待できます。
モロッコやチュニジアなどの北アフリカが産地で、学名は Rosmarinus officinalis ct. cineoleで、花と葉から水蒸気蒸留法により精油が抽出されます。

 

ローズマリー・シネオールと呼ばれ、主要な芳香成分として1,8-シネオールが5割~6割を占めています。その他、α-ピネンやカンファーといった芳香成分を含んでいます。

 

勉強に疲れて、ちょっと落ち込み気味で、なかなか勉強する気にならないといった時にスッキリと脳に活力を与えて、やる気や自信を取り戻させてくれます。

 

ローズマリーも細かく分けるといくつかのタイプがありますが、基本的にどのタイプも精神を刺激し、上昇させる方向で働き、気分が乱れて意識を集中されることが難しいとき、頭をすっきりさせ気分転換したいときにピッタリです。

記憶力・集中力を高めてアクティブになるアロマ、レモン

勉強部屋の香りといえば、ローズマリーといったところですが、このローズマリーと相性が良くブレンドして使われるお奨めのアロマがレモンです。

 

Citrus limon の果皮から圧搾法により摂った精油で、イタリア、スペイン、アメリカ、アルゼンチン等が産地です。
朝、ボーっとした頭をリフレッシュし、スッキリと1日をはじめたい時に人気のアロマです。

 

主な精油成分は、リモネンが6割~7割、β-ピネンが1割強といった感じで、ローズマリーとのブレンドで学習効果をより一層高めてくれるでしょう。

リラックスしたいときは、音楽も利用

疲れていても学習効果は下がってしまいます。ゆっくりと休息を取ることも大切です。
しっかりと休息をとってリフレッシュするとよいでしょう。