試験で役に立つ記憶術とは

試験で役に立つ記憶術とは

勉強法や記憶術について、いろいろな情報を紹介していきます。

資格試験に学期末試験、受験、とにかく覚えていなければ話にならない

受験社会の日本、社会に出るにのも就職試験、資格を取るにしても資格試験、会社に入っても昇級試験やTOEIC受験の奨めなど、何かと試験に関係させられるような社会になっています。

 

こうした中、これらの試験は、とにかく覚えるものを覚えてしまえばいいというもの、逆に言えば、覚えるものを覚えていなければ話にもならないといったものが、ほとんどだと思います。

 

「大政奉還は、何年でしょうか」なんて問題、考えても出てくるはずもなく、覚えてるか覚えていないかだけです。
今だに、中学や高校の勉強などは、ほとんど暗記で、記憶力テストで、多少問題の問いの方法が変わっているだけという問題がほとんどのような気がします。
つまり、覚えているかいないか、知っているかいないかで解ける問題です。

理科・社会はもちろん、数学も暗記科目だった?

理科系、社会系の科目は、難しい物理計算を除けば、ほぼ暗記。
高校3年生で習う物理は、いかに公式を当てはめるかという部分で、ひらめきという部分もありますが、これも多くの問題パターンを暗記しておくことで、ある程度対応できます。

 

数学は、参考書の例題を理解して解法をパターン暗記して、その中で自然と公式も覚える点でやはり暗記。
高校3年の複雑な数学問題は、さすがにパターンの組み合わせだけでは解けるレベルのものばかりではありませんが、それ以外はなんとかなるような気がします。

 

もちろん古文や漢文も暗記です。

暗記しただけでは点がとれない科目がある

ただ、暗記しただけでは点数がとれない科目があります。

 

それが、英語です。
英語は特殊な気がします。TOEICの試験もそうですが、英単語、英熟語、イディオム、文法事項、これらは覚えていなければできませんし、英単語・熟語・イディオムは知っていれば知っているほど有利だと思います。
そういう面ではとにかく暗記は必要でしょう。

 

理窟で考えると英単語・英熟語・イディオムを全部暗記していて、文法がしっかり頭に入っていればできるはずですが、なかなか難しいです。

 

それは、なぜなのか?

 

辞書を引かずに正確に文章を訳せるようにはなるかもしれませんが、スピードが要求されてしまうからです。
さらに英語は言語であり多義語もあり、生き物で、この日本語は英語ではこうだ!と1対1で対応しているものでもないからです。

 

さらに他の科目は、ええと何だったけ? そうだあれだった! くらいの覚え方であれば正解できますが、英語ええと何だったけ?とやっていたら時間が足りません。

 

リスニングなら、思い出している間にどんどん先にいってしまいます。今発音された言葉は、すぐに消えてしまい元に戻れません。
つまり反射的に、寝てても日本語と同じレベルで意味がでてくるようなレベルまで覚え込んだ上、英文に慣れていないとどうにもなりません。付け刃で、力技で一夜漬けして英単語や文法覚えてもなかなか直接点数にはなりません。

 

またTOIECなどの場合は、時には文章を全部読まずに、前後の単語だけから回答するなどといったテクニックというか要領も大切だと言われています。
TOEICのテストは、英米人でも全部真面目に読んでいると時間が足らなくなったと言う話も聞くくらいです。

 

いずれにしろ、多くの試験では、「記憶力 + 要領のよさ」というものが必要になってくるのでしょう。