
受験勉強において、英単語を覚えたり、年表を覚えたりすることは非常に大切なことです。
資格試験においても、なかなか覚えにくい専門用語などを覚えていく必要があります。
特に、A=B というような形式のものを覚えるときに、ABと一つの塊として覚えてしまう記憶法があり、スーパーソニック記憶法と呼ばれています。
例えば、A=B というタイプのものとして、英単語の記憶があります。
普通、英単語を覚えるときには、単語帳を見ながら「corporate : 企業の」と何回も書いたり、発音したり、見たりして覚える人は多いと思います。
しかし、「corporate」と「企業の」というふうに区切ってしまうと、頭の中で「corporate」と「企業の」という言葉が別々に入ってしまい、結びつきが弱くなり、「corporate : ???」となってしまう原因になってしまいます。
一方、一気にひとかたまりで覚えた言葉というのは、最初の2~3文字を聞いただけで思い出せたりするものです。
例えば、競馬の馬の名前みたいに長いものでも、「バブ・・・」と聞いただけで、何かニュースで聞いたことがあれば、覚えたつもりでなくても「バブルガムフェロー」というように自然と出てくることがあります。
つまり、覚えるときに「corporate : 企業の」と別々に覚えるのではなく、「corporate企業の」とくっつけて発音して覚えてしまったほうが良いということです。
この方法の良いところは、巷にあふれている記憶術のように、いちいちイメージしたり、語呂合わせする必要がなく、ただ単に、覚えることを一つの言葉の塊としての音像に残すことで覚えられるというものです。
覚えたいことを2回繰り返すことで、記憶に残りやすくなります。
あとはこうして作成したものを、電車の中でも、喫茶店で珈琲や紅茶を飲みながらでも聞いていれば、自然と覚えることができます。
https://youtu.be/JsYXjwjxqzU
この方法を使うときに、便利なソフトとして音声合成ソフトがあります。
音声合成ソフトは、テキストをそのまま読み上げてくれるので便利です。
その中でお奨めしたいのが、「VOICEROID+ 結月ゆかり EX」です。
英語では発音してくれませんが、とにかく覚えるということからいけば、カタコトのカタカナ発音でとりあえず頭の中に入れてしまえば、発音を覚えて結びつけることは簡単でしょう。
美しい女性の声で、流暢に読み上げてくれます。
ポーズの長さを調整することも、発音スピードも0.5倍速~4倍速に変更することできます。
例えば、スピードを速くすることで、同じ時間も2倍、3倍といった量を覚えることができます。