周りからどう思われているかを気にする人、しない人 | 薬剤師トピックス

まずは、簡単な心理テストです。
遊びと思ってやってみてください

あなたの顔に『E』の文字を書いてください(心理テスト)

さて、あなたの顔に『E』と指で書いてみてください。ということに関して、あなたはどうしたでしょうか。
反抗して書かないといったあまのじゃくさんは論外として、書いた人は次の2通りに分かれると思います。

指で書いた文字が、まわりの人からみて『E』となるように書いた人と、まわりの人からみて『ヨ』(つまり自分から見ての『E』を書いたことになります。)となるように書いた人の2通りです。

これは、あなたが人の目を気にするタイプなのか、そうでないのかをみる簡単なテストです。

まわりの人から見た場合に『E』となるように書いた人

まわりの人から『E』と見えるように書いた人は、まわりからどう見られているかを気にするほうのタイプです。
空気を読むことはできるのですが、それが逆に気の使いすぎになってしまい、自分を出せないということもあります。

自分から見た場合に『E』となるように書いた人

自分から見ての『E』、つまり周りの人から見ると『カタカナのヨ』に見えるように書いた人は、まわりの目はあまり気にしないタイプです。
まわりを気にしないので、思うままに振る舞い、自分を抑えることなく行動することができます。
度がすぎると、まわりからはわがままに見えることがあります。

人の目を気にしない人なんていない

人は、健常であれば多かれ少なかれ、人の目を気にして生きています。
俺は人の目なんか全然気にしないという人でも、どこかに一人だけ違った格好をしていると恥ずかしいといったような気持ちはあると思います。

極論を言ってしまえば、例えば夏の暑い日に家の中でスッポンポンで歩いている人が出かけるとなった場合には、きちんと服を着てでかけます。普通の人であれば、なぜ暑いのに服を着るのかと言えば、もちろん公然わいせつ罪になるからと言う人もいるかもしれませんが、それと同時に他人に裸を見られて恥ずかしいからと思うからではないでしょうか。もし、恥ずかしいと思うのであれば、これも一種の人目を気にしているということにつながるかと思います。

客観的自己注視状態

心理学の言葉に、『客観的自己注視状態』というものがあります。
これは、他人から自分がどう見られているのかを意識するというものです。
そして人間は、他人から自分がどう見られているのかを意識するようになると、無意識のうちに模範的になろうとします。

勉強なども仲間とグループをつくってやるというのも、とかくサボリがちになりやすいところを、仲間の目もあるのでがんばるということがよくあります。
仕事や勉強も喫茶店や図書館に行くと意外とはかどるというのも、人の目を意識させられる状況・環境に身を置いたことによって、集中してできるよういなったという部分もあります。

まさに、人が見ていないとサボってしまうが、人が見ているときちんとやるというのは、『客観的自己注視状態』のなせるわざなのかもしれません。

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