美容関連の言葉として、『ニュートラルメイク』というものがあります。
ニュートラルメイクって何?
ニュートラルメイクを一言でいうならば、ちょうどいいメイクということになります。
全く化粧をしていない状態が「すっぴん」ですが、メイクも薄すぎると「ほぼすっぴん」となり、がんばりすぎ・やりすぎてしまうといわゆる「厚化粧」になってしまいます。
すっぴんでも厚化粧でもない、ちょうどよいバランスの取れたメイクが『ニュートラルメイク』になります。
ニュートラルは、個人個人の顔のパーツの配置や形、ベースカラーなどを考慮して、ベースとなる顔に必要最低限のメイクをしていくことになります。
Simple is Bestという言葉があるように、シンプルな原理原則に従っているものほど美しいものです。
顔のパーツそれぞれに、異なる魅力をシンプルな原理原則で演出していき、生まれつきの顔として、誰から見ても美しい顔に仕上げていくのが、ニュートラルメイクになります。
よく耳にする『ナチュラルメイク』という言葉がありますが、ざっくりいうとナチュナルメイクと思ってもらえばいいのかもしれません。
ナチュラルメイクの勘違い
メイクは頑張りすぎると、シミやくすみは隠れるものの、いかにもメイクしています感が強烈にでてしまい、全体がこってりとした印象になり、厚化粧になってしまいます。
これを反面教師に、なるべくすっぴんに近い、ほぼすっぴんが良いからと、眉はボサボサ、クマは透けてみえる薄すぎのほぼすっぴんメイクをナチュラルメイクと勘違いしている人もいるかもしれま
せんが、メイクは薄ければナチュラルというものではありません。
自分のニュートラルをしっかりと理解することが大切になってきます。
そうでないと、勘違いしていると、メイクしたのにすっぴん?と言われてしまったり、パーティーメイクで鮮やかにしたつもりだったのが盛りすぎてケバケバの厚化粧になっていたり、きっちりとビジネスメイクできめていたつもりが怖い・話しかけにくいといわれてしまったりします。
自分のニュートラルがわかってくると、それをベースにTPOをわきまえ、そこからパーティーメイクやビジネスメイクに応用していくことができます。
ニュートラルメイクで、薄すぎず濃すぎず、隠すべきところはしっかり隠し、魅力はしっかり強調したメリハリのあるメイクができるようになります。
顔のパーツを意識
顔のパーツは、それぞれ特徴や意味があり、それを理解することで一歩上をいくメイクができます。
顔の肌全体は、生活習慣や体調があらわれるところです。
キメが細かく透明感のある肌は、健康的な印象や清潔感を見る人にイメージします。
眉は顔の額縁ともいわれ、自由に価値づくれることから、メイクのセンスがあらわれる場所ともいわれています。
目元は、目力に代表されるように意志を感じさせる部分で、瞳自体が直接メイクできないので、その周りの目元が重要になってきます。
頬は血色や立体感を演出するのに適した場所で、いきいきとした印象を演出することができます。
唇は、発する言葉と同様に、品格があらわれてくるパーツです。
凛としたフォルムが上品な印象を演出してくれます。