ワキガは遺伝的な体質 | 美容トピックス

20代~50代の男女600名を対象に行ったワキの汗」に関する調査では、 約7割の女性が自分の「ワキの汗」を気にしていると回答していて、「ワキの汗」を気にするときは、男女ともに「自分の汗のニオイがしたとき」としています。
<参考:イデリア スキンクリニック代官山による調査 https://www.atpress.ne.jp/news/46174

気になるワキガですが、ワキガ体質というものはあるのでしょうか。

日本人は意外とワキガが弱い

ワキガというと不潔にしているから臭うんだというイメージがありますが、そうではありません。
ワキガは遺伝的な体質によるところが大きいとされています。
だから、本当はそれほど気にすることはないのですが、どうしても気になってしまう人もいるでしょう。

よく海外旅行などにいくと外国人特有のにおいが気になったことがあるという人もいると思います。
ワキガ体質かどうかというのは、汗腺であるアポクリン汗腺の働きが活発かどうかにかかっています。アポクリン汗腺の働きが活発であれば、ワキガ体質と言えます。

日本人は、欧米人や黒人に比べると、このアポクリン汗腺が発達していません。そのため外国人よりもワキガが弱いのですが、日本人の中でも遺伝的にアポクリン汗腺が発達している人がいて、そういった人はワキガが強くなります。

アラブ系やラテン系の民族では、ほとんどの人がワキガ体質です。
だから逆に、ワキガが問題になることはないのです。

ワキガの可能性をチェック

ワキガの原因となるアポクリン汗腺から出る汗は、黄色みを帯びています。
白い服を着ているうちに、脇の下の部分が黄色くなっているという人は、ワキガ体質の可能性があります。

ワキガは遺伝的要素が強いので、両親のどちらかがワキガ体質の場合は、ワキガ体質の可能性があります。

アポクリン汗腺は耳にもあることから、耳垢がカサカサではなくしっとりとしている場合は、ワキガ体質の可能性があります。

アポクリン汗腺から出てくる汗はタンパク質を含み粘りがあり、雑菌がつきやすいため、汗が角質などと混じって蒸れたところに雑菌が増殖して分解され、臭いが発生します。

ワキガ対策に自宅でできること

ワキガ体質の場合でも、アポクリン汗腺から出てきた汗がすぐに臭うわけではないので、対策がとれます。
菌の繁殖を抑え、汗で蒸れないようにすることが大切です。

そのためには、ワキをタオルと固形石鹸で1日1回洗えば、ワキに角質がたまらず、垢をためることもありません。
ワキ毛も菌の温床になるので、短く処理することで、ワキガを抑えることができます。
汗をかいたときのため、汗を吸収するワキ用のパッドを利用し、ワキの汗はこまめに拭くと良いでしょう。

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