毎日、放射線にさらされているという事実 | 美容トピックス

放射線は、物質の基本ともいえる原子が安定しようとする過程で発生するもので、不安定な原子は安定しようとして、陽イオンと陰イオンに分かれて電子を放出します。

この時に、性質の違うアルファ線・ベータ線・ガンマ線といったいくつかの種類の放射線が放射されるのです。

宇宙から降り注ぐ放射線と地上に降り注ぐ放射線

宇宙から降り注ぐ放射線は、一時宇宙線と呼ばれていて、その主成分は高速の陽子になります。
しかし、地球の地磁気と大気が障壁となるので、それがストレートに地上に降り注ぐということはありません。

一時宇宙線は大気圏に入ると、酸素や窒素などの原子核と衝突を繰り返して核反応を起こします。
そこで、陽子・中性子・パイ中間子・ミュー粒子・電子・ガンマ線などの放射線が新たに生まれます。
これがいわゆる地上に降り注いでくる二次宇宙線と呼ばれるものです。

登山家や海外出張の多い人はより多く放射線を浴びている

放射線は、地上から高度や標高が高い所ほど多くなっています。
高度一万メートル以上では、地上の150倍もの放射線量があります。

つまり、宇宙飛行士や飛行機のパイロット、海外出張の多い人は、一般の人よりもより多く放射線を浴びているということになります。

日本でも放射線が多いところと少ないところがある

一方で、大地からも放射線は出ています。
地球の内部に残る100種類以上の放射性物質によるもので、岩石や土壌の中に含まれているカリウム40、ウラン、トリウムからはガンマ線が放射されています。

花こう岩には、こうした減sおが含まれているために、どうしておガンマ線が多くなってしまいます。
日本では、関西や中国地方のほうが、関東地方に比べて自然界の放射線量は多くなってしまいます。

神経質にならなくてもいい自然界の微量放射線

放射線ときくと、原発事故などのイメージもあり不安に思う方も多いのですが、それほど気にすることはありません。

海外では、日本の数十倍もの放射線量が出ている地域もあります。
インドの南西海岸ケララ州では、世界平均の5倍以上の自然放射線が放射されています。

これは、年間で平均20ミリシーベルトを約5000人、5ミリシーベルト以上を約4万5000人が受けていることになりますが、この約20萬人の健康調査の結果では、ガンの増加は認めれず、むしろケララでの平均寿命はインドの平均寿命よりも10~15年も長いとも言われています。

自然放射線量でいうと、日本全体では0.99ミリシーベルトということを考えると、気にしなくてよいといえるでしょう。