酵素洗顔で肌バリアを壊すこともある | 美容トピックス

酵素洗顔は、通常の洗顔では落としきれない古い角質や角栓も取り除くことができるとして、大手化粧品メーカーもいろいろな商品を出しています。

酵素洗顔のしくみ

酵素洗顔では、商品によって含まれている酵素が違い、洗浄力も配合されている酵素の種類によっても異なってきます。
プロテアーゼ、ブロメライン、パパイン酵素といったタンパク分解酵素は、古くなった皮膚表面の角質を分解してくれます。
リパーゼなどの皮脂分解酵素は、角栓や毛穴づまりの原因となる皮脂をしっかりと除去してくれます。

もちろん、皮膚の汚れのほとんどはタンパク質なので、酵素洗顔を使うと、汚れはよく落ちます。

酵素洗顔は、角栓や毛穴の黒ずみ、いちご鼻、角質肥厚、ターンオーバーの乱れによるお肌のくすみ、炎症が起きていない大人ニキビの初期症状などに効果があります。

古い角質がお肌に留まってしまうと、肌のターンオーバーが遅くなる原因の1つになりますが、酵素洗顔を行うことで古くなった角質を取り除かれて、肌のターンオーバーの正常化を助けていきます。

酵素洗顔はやりすぎるとかえってマイナス

汚れが落ちて、肌のターンオーバーも正常化するとなれば、毎日でも酵素洗顔をしたいと思うかもしれませんが、肌もタンパク質でできています。
つまり酵素洗顔によって、肌のタンパク質も分解されてしまうので、毎日酵素洗顔を行うと、肌表面のバリア機能もダメージをうけて肌トラブルや敏感肌の原因になってしまいます。

また酵素自体もタンパク質からできているので、そのタンパク質によりアレルギーが起こってくるリスクもあります。
パパイン(プロテアーゼ、タンパク質分解酵素)でアレルギーが起こるリスクも指摘されています。

つまり過度な酵素洗顔は、肌バリアを壊し、かえって肌トラブルをまねく結果になります。

酵素洗顔の適正な頻度は

酵素洗顔を毎日行うことは、かえって肌に良くないということはわかったと思いますが、それでは酵素洗顔はどのぐらいの頻度で行えばいいかということになります。

これに関しては、週1回で十分で、それよりも頻繁に行うと、酵素洗顔によるマイナス面がでてきやすくなります。

肌が丈夫な人や、皮膚分泌が多いTゾーンのみ使いたいので週1回で物足らないという人でも、多くても週2回にとどめておいた方が良いでしょう。またしっかりと泡立てて、力を入れてこするようなことはしないようにします。
酵素洗顔した後は、しっかりと保湿ケアをするようにしましょう。

上手な酵素洗顔のコツ

酵素洗顔は体温より少し低めの33~35℃程度のぬるま湯で、しっかり泡立てると良いでしょう。
ぬるま湯だと水に比べて毛穴が開きやすくなりますし、体温に近い温度だと肌への刺激も少なくなります。