メイクは肌に悪いのか | 美容トピックス

肌が荒れてしまって調子が悪いときなど、まずはとりあえずメイクをやめてというひとは多いと思います。

確かに、化学物質を肌の上にのせているので、全然しないよりは、したほうが肌にも刺激があることは確かですが、メイクをものすごく悪者にするほどのことではありません。

メイクはそれほど悪くない

メイクは、スキンケア化粧品が保湿成分などを肌に浸透させたと、その上に塗られるものです。

つまり肌に乗っているもので、肌へ浸透していくものではないので、肌に入りこんでいってアレルギーなどのトラブルを引き起こす可能性は低くなります。

逆に、肌の上に膜を作ることで、見た目をカバーするだけでなく、外部からの刺激から肌を守るという機能もあります。

メイクは毛穴をふさぐ

メイク化粧品自体、肌に浸透しなくても、肌の上にただ乗っかっているだけであったとしても、また刺激性がないどころか膜を作って外部の刺激から守ってくれているとしても、逆に膜をつくるぐらいだから毛穴をふせいでしまっているんじゃないかというイメージの人も多くいます。

メイク化粧品が、毛穴をふさぐことで、毛穴がつまり、肌トラブルの原因になるのではないかということで、メイクは肌によくないというイメージにつながっています。

確かに、オイリー肌の人が、油分が多いクリームファンデーションなどをたっぷりと塗れば、もちろん毛穴づまりの原因になり、それが肌あれを引き起こすことになります。

しかし、最近のメイク化粧品は進化していて、パウダーファンデーションなどの油分の少ないものであれば、そんなに問題はなく、ファンデーションによってニキビになったということも少なくなってきています。

また、メイク化粧品は皮膚呼吸を妨げるのではないかと危惧する人もいます。

肌はごくわずかですが皮膚呼吸していますが、ファンデーションを塗った程度で空気が完全に遮断されてしまうということはありません。

メイクの前には下地は必要か

メイクの前には必ず下地をと思っている人もいますが、下地のほうがむしろ肌荒れの原因になることすらあります。

最近では、紫外線カット機能や、カラー補正機能をもったいろいろな下地が販売されていますが、こうしたものは結構肌に刺激になってしまったりします。

肌が弱いという場合は、下地をやめて簡単に保湿してから、ファンデーションを塗ったほうが良いでしょう。

肌に対して注意が必要なのは、メイク化粧品よりもむしろクレンジングで、メイクをしっかり落とさないとということで強いクレンジングを使ったり、それで肌をゴシゴシこすったり、クレンジングに時間をかけることで、肌への負担となり、肌あれを起こしてしまうことがあります。

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