ランニングマシンは拷問器具だった | 薬剤師トピックス

五輪にちなんだいろいろなトリビアをご紹介します。

五輪は宮本武蔵と関係があった

オリンピックのことを「五輪」といったりしますが、これは、オリンピックのい五色の輪のデザインと関係しています。

オリンピックの五色の輪が、地球にある五大陸を表していることは多くの人が知っていることと思いますが、古代ギリシャの遺跡に描かれたデザインをモチーフにして、オリンピックの創始者であるクーベルタン男爵が考案したと言われていて、第7回大会から使われています。

日本では、この五色の輪を「五輪」としてオリンピックを表す言葉として定着していますが、この「五輪」という言葉は、スポーツ評論家の川本信正氏が生み出しました。

新聞などの生地にするときに、「オリンピック」だと文字数が長いため五つの輪のマーク、そして宮本武蔵の「五輪の書」をかけて「五輪」という言葉を生み出したのだそうです。

マラソンの42.195km

マラソンといえば、その競技距離は42.195kmですが、このように決まったのは第8回大会からでした。

中途半端な0.195kmって何なんだろうということにはいろいろ諸説がありますが、有力な説としては、第4回大会のときわがままな女王が、自分の部屋かの窓からスタートがみたいと言い出し、予定していた42km(26マイル)に、自室までの距離385ヤード(0.195km)が追加されたことからきているのではないかと言われています。

ちなみに、42.195kmは、3台の自転車によって実際に走行し、正確な距離を測定していて、その誤差は-はなく、+0.1%までは認められています。

ランニングマシンで拷問?

スポーツジムの定番であるランニングマシン、ランニングマシンがないジムを探すほうが難しいくらいですが、このランニングマシンは実は拷問器具として発明されたのです。

1987年に、イギリスの刑務所の囚人を更生させるために導入されました。

その当時のものは、陽に長い筒状のものになっていて、段差がついていて、延々に回転するというもので「踏み車」と呼ばれていました。

一列に並べられた囚人たちは、1日6時間も踏み車を歩き続けたそうで、その距離は最大で4200kmとも言われていて、まさに拷問器具だったのです。

ただ歩かせたのではなく、その踏み車の回転によって、水のポンプを動かし、穀物をすりつぶしたりする動力にしていたそうですが、時代は変わり、今や拷問器具ではなく、健康器具として使われているのですが、まあ、運動嫌いの人にとっては拷問なのかもしれませんね。

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