口臭対策はプラークコントロールだけではない | 美容トピックス

まず、口臭というと歯磨きが対策として挙げられます。もちろん歯磨きをすることは口臭予防につながるのですが、それだけでは不十分です。

口臭の原因となる歯周病

歯周病になると、歯周病菌や口臭の原因菌となる菌が、歯周ポケットにたまった歯垢や歯石で増殖し、それが口臭の原因となってしまいます。

歯周病は、問診を行い、歯周ポケット検査などを行うことで確認できます。

さらにエックス線検査や、唾液検査、血清交代検査などにより歯周病であるかどうかが確認できます。

もし、歯周病と診断されたら、歯周病菌を含んできる細菌叢のプラーク(歯垢)を取り除くプラークコントロール、さらには歯垢がさらに強固になり歯にこびりついている歯石をしっかりと取り除く必要があります。

口臭を予防するには、口臭の原因となる細菌の棲家である歯垢の除去、そのための歯磨き、そしてすみずみまで行き届くマウスウォッシュが有効なのは間違いありません。

歯と歯茎だけじゃない、意外な口臭の原因部位

口臭というと、プラークコントロール、歯ブラシ、マウスウォッシュ・洗口液といったイメージがあると思いますが、忘れがちな原因部位があります。

食事をしたあとの口の中の食べかす、粘膜のカス、歯周ポケットからでる粘液には、蛋白質が含まれています。

プラーク(歯垢)や唾液中の中にいる最近がこの蛋白質を分解することで口臭が発生しますが、プラークや唾液以外にも、舌にも細菌が多くいます。

口臭の主要原因は、口腔内の清掃不良や歯周病が考えられますが、舌の清掃も大切です。
舌には、舌に付着する白い苔状の舌苔(ぜったい)があり、舌の青銅には舌苔の除去が有効なのです。

舌苔の清掃ツール

舌苔は、人によって個人差があり、寝たきりの人に多く、健康な人でも朝起きた時や絶食時に増える傾向があります。

そのため、口臭は1日の食事のリズムと対応して増減するので、舌の清掃は朝起きたときに行うと効果的です。

舌清掃のためには、専用の舌ブラシが販売されています。
また舌ブラシがなくても、毛先がやわらかい歯ブラシや、タオルなどで代用しても問題ありません。

舌ブラシは舌の奥に軽くあてて、力を入れすぎないようにして手前に引きます。

舌ブラシの先は水洗いして、舌苔がついてこなくなるまで繰り返します。

ただ、舌の清掃は頻繁にやりすぎると、舌の年舞うを傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。

口臭予防には、歯磨きやマウスウォッシュ、洗口液などでプラークコントロールをしっかり行うとともに、朝起床時に舌ブラシをつかい、しっかりと舌苔を清掃すると良いでしょう。

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