美容外科の医師の資格をチェックする | 美容トピックス

美容外科というくらいなので、また手術を人の体をいじるので、当然医師免許を持っていないとできません。

しかし、医師といっても、それぞれ専門があります。

内科医、外科医、眼科医、耳鼻科医、小児科医、皮膚科医、産婦人科医などいろいろありますが、専門外の分野は、もちろん医大を出て、医師の国家試験に合格しているわけですから、それそうおうの知識はあると思いますが、手術などの実績となると話が違います。

やはり、それぞれ長年専門分野としてやってきていないと難しいところがあります。

美容外科のサイトで医師の資格をチェック

美容外科の分野は手術もあり、特殊な技術も必要になってくる分野です。

健康関連の分野と違い、人体の組織や構成、解剖の知識はもちろん、それに基づいた美容外科領域での手術や治療の経験を積んでいることが大切になります。

美容外科サイトの医師の資格をみると、「日本形成外科専門医」あるいは、「日本美容外科学会(JSAPS)専門医」などの記載があったりします。

どう判断したらよいのでしょうか。

「日本美容外科学会(JSAS)専門医

非常に紛らわしいのですが、日本には2つの美容外科学会があり、いずれも日本語では「日本美容外科学会」となっています。

その2つとは、『日本美容外科学会(JSAPS)』『日本美容外科学会(JSAS)』です。

どうしてこんなに紛らわしいことになっているのか、非常に悩ましいところですが、そうなっちゃっている以上はしっかりそれを理解しておくしかありません。

「日本美容外科学会(JSAS)専門医」は、「専門医」となっていますが、形成外科の研修を受けていなくても、美容外科手術を5年間していた経験があればなることができ、医師免許さえあれば、義務研修後の26歳の医師でもなることができます。

だから、「日本美容外科学会(JSAS)」の会員であることをやたらにアピールする医師、数カ月の研修を誇張している医師は注意が必要かもしれません。

もちろん、「日本美容外科学会(JSAS)専門医」でも特定の分野で成果を上げている医師もいますが、そうでない場合もあり、玉石混淆です。

『形成外科専門医』となっていれば、きちんとした「形成外科」の専門医ですし、『日本美容外科学会(JSAPS)専門医』であれば、大学の形成外科で3~5年の研修を行い、日本形成外科学会専門医試験にパスしていて、35歳から治療開始できます。

美容外科のサイトで医師の資格がわからない場合はどうする

『日本美容外科学会(JSAPS)専門医』であるかどうか、サイトの記載からではわからない場合があります。

この場合は、『日本美容外科学会(JSAPS)』のホームページ から正会員を検索できるので、そちらで確認することができます。

また『日本美容外科学会(JSAPS)』には、正会員の他に「関連会員」というものがあり、こちらは申請すればなることができます。

「正会員」なのか、「関連会員」なのかをしっかりと見極める必要があります。

中には、日本美容外科学会(JSAPS)の関連会員なのに、「関連」という部分を省略して、日本美容外科学会(JSAPS)会員としている場合もあるので、要注意です。

参考 : http://www.jsaps.com 『日本美容外科学会(JSAPS)』のホームページ

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