耳ピアスと感染症 | 美容トピックス

耳ピアスをする方法はいろいろありますが、耳に開けた穴が炎症や感染源となってしまわないように、自己流ではなく信頼のおけるプロにやってもらうことをオススメします。

今までの耳ピアス

昔は、耳ピアスをするといった場合、針で耳たぶに穴を開けて、そこからその穴に金のスタッドをさして、穴が塞がらないようにするという方法がよく行われていました。

しかし、こうしたやり方だと、炎症を起こしたり感染症発症のリスクがあります。

従って、おしゃれのためとはいえ、自己流で自力で行ったり、友達に針で耳たぶに穴を開けてもらうやり方はあまりオススメできません。

耳ピアスもやはりプロにお願いしたほうが良い

だって耳に穴を開けるだけでしょ? そんな大げさに考えなくてもと思う人もいますが、炎症が起きてしまったり、感染源になってしまってからでは後の祭りです。

プロの場合は、ピアッシングガンといった道具を使います。

耳たぶに事前に穴を開けておく必要もなく、ピアッシングガンで直接ピアスを撃ち込みます。

ピアスは無菌の密閉パッケージに入っていて、ピアッシングガンを使うプロも、ピアスに直接触れたりはしません。

もちろんピアッシングガンが直接耳に触れることもありません。

ピアッシングガンでピアスを撃ち込んがところは、数日間、消毒した包帯で巻いておき、その後1ヵ月~1ヵ月半、ピアスを1日2度回転させて肌への密着を防いでいきます。

耳たぶは、エタノールか過酸化水素で消毒することで感染症を予防していきます。

耳ピアスのリスク

プロがピアッシングガンで行う耳ピアスの場合、リスクもほとんどありませんが、ピアスにニッケルが含まれていると、皮膚炎を引き起こす可能性があります。

この場合も、医療機関で抗菌薬を処方してもらえば、簡単に治療することができます。

細菌ではイヤリングやピアスを耳の上のほうからいくつもつけるといったおしゃれも流行っていますが、耳の上の方は、血液供給が少ない軟骨からできているので、もしこの部分に感染を起こしてしまったら治療は難しくなってしまいます。

耳の上のほうの穴を開けて感染してしまったら、最悪外耳の一部を外科的に切除しなければならないケースもでてきます。

さらに何かの衝撃を受けた場合、側頭部への一撃となるリスクもあります。

したがって、イヤリングやピアスを耳の上のほうからいくつもつけるということは、あまりオススメできません。

おしゃれよりも、安全を考え、過度なピアスやイヤリング、特に耳の上のほうにすることは控えることをオススメします。

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