目によいブルーベリーの力 | 健康トピックス

まずは、簡単にブルーベリーのオススメの選び方についてご紹介します。

ブルーベリーを選ぶときは、見た目で傷が少ないもので、白い果粉が多くついているものがおススメです。

ベリー類の中では比較的日持ちはよく、冷蔵庫に入れておけば1週間ぐらいは持ちます。

量が多い場合は、冷凍にしたり、ジャムにしてしまうと良いでしょう。

ブルーベリーの品種

ブルーベリーは、アメリカが原産地で、スノキ属の400種の果樹から、果実の風味が良いものとして選ばれたものの総称になっています。

ブルーベリーには、ハイブッシュ系のもの、ラビットアイ系のもの、ローブッシュ系のものなどがあります。

ハイブッシュ系のものは、1.5~2mぐらいに成長し、寒さに強く、日本では北海道から東北地方が産地になっています、

果実は大粒で6~7月に収穫され、ウェイマウス、コリンズ、バークレイなどの品種があります。

ラビットアイ系のものは、2~3mと高く成長し、暑さに強く土壌への適応力にも優れているため、西日本や九州を産地としていて、7~8月頃収穫されます。

品種としては、ブライトブルー、てぇふブルー、ウッタードなどがあります。

ローブッシュ系のものは、その名の通り50㎝ぐらいまでしか伸びず小粒ですが、そのかわり寒さに強く、カナダなどの寒冷地で自生します。

ブルーベリーに含まれる成分

ブルーベリーには、ブドウ糖や果糖といった糖質が多く含まれています。

ブルーベリーの果実の青紫色は、水溶性のアントシアニンによるもので、熟すほどその色は濃くなります。

ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、強い抗酸化作用があるとともに、視神経の働きを活発化して、視力の低下や目の疲労を改善する働きがあります。

ブルーベリーには、アントシアニンの他にも、ビタミンC、ビタミンEなど、優れた抗酸化作用をもつ成分が多く含まれていて、活性酸素を除去してくれます。

ブルーベリーというと、多くの人がアントシアニンを連想すると思いますが、意外にも食物繊維も豊富に含まれていて、便の量が増え、便通がよくなり、便秘解消や整腸作用も期待できます。

その他、ブルーベリーに含まれる成分としては、フラボノイド、β-カロテン、カリウム、マンガン、カテキンなどがあります。

なぜアントシアニンが目に良いのか

アントシアニンには500種類以上あり、赤から青・藍色にいたる色素成分で優れた抗酸化作用を持っているポリフェノールの一種です。

ナスに含まれているナスニン、シソなどのシソニンなどもアントシアニンの一種です。

目は外から入ってきた光により網膜で像を結んでいますが、それを信号に変換して脳に送り、見えたものを認識していますが、その信号には視神経細胞のロドプシンという色素成分が深くかかわっています。

このロドプシンは、分解と再合成を繰り返しているのですが、アントシアンはそのロドプシンの再合成に関わっています。

だから、、視神経の働きを活発化して、視力の低下や目の疲労を改善する働きがあるとされているのです。

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