たかがプチ整形、されどプチ整形 | 美容トピックス

昔は、『整形』と聞くとなんとなく重い響きがありましたが、今では『プチ整形』とか『アンチエイジング』というような形で、美容医療も身近なものになってきています。

『プチ整形』という言葉が使われるようになって、『整形』に対するイメージもガラッっと変わり、気軽に受けられるものという感じになってきています。

実際に、美容医療の市場は、ここ数年倍増していて、今では4000億円の市場ともいわれています。

それに伴い、近年では美容医療の技術も発達してきていています。

プチ整形とは

『プチ整形』とは、どういう言葉かというと、一般的にはメスを使わない美容医療、つまりノンサージェリーの施術になります。

ノンサージェリーつまりメスを使わないということから、自分の体を切り刻むというようなことをしないということで、整形を受ける決断をするときの精神的な壁もかなり低くなりました。

「プチ」は、プチトマトなどでもおなじみのように「小さい」とか「かわいい」とかいう意味の言葉です。
語源はフランス語の「peti」から来ています。

広辞苑では、第7版から「プチ(peti)」の用例として「プチ整形」が追加されてきています。
身近な言葉として、市民権を得た形になっています。

プチ整形の精神的ハードル

『整形』と聞くと尻込みしていた人も、「メスを使った美容整形は怖くて踏み切れない」という人も、「注射や技術が確立された医療機器による治療だったら受けてみてもいいかも」と整形へのハードルが低くなっていったのも事実です。

「プチ」という言葉が、多くの人が「整形」という重いイメージから解放したのかもしれません。

プチ整形の特徴

プチ整形の特徴としては、一番は「メスを使わないノンサージェリーな施術」ということになりますが、その他にもいろいろな特徴があります。

*簡単な技術で短時間でできるので入院や通院の必要がなく低価格である
*痛みはほとんどなく翌日から化粧することもOKで、他人に気づかれにくい
*気に入らなければ元にもどすこともできる

こうした手軽さが、プチ整形のブームにもなったといわれています。

プチでも失敗すればプチではすまない

手軽さゆえに、プチ整形をする人も増えてきていますが、それと同時に、プチ整形を受けたにもかかわらず効果がないという声も増えています。
プチ整形程度なら、どこでやっても同じだろうと安易に考えてはいけません。

エステや美容整形をやっている医師は、もちろん医師免許は持っていますが、形成外科や美容外科の研修を受けていないケースというのもざらにあります。

実は、医師免許があれば、法律上は石はすべての診療科における診療行為を行うことができます。
専攻していない専門外の科で、知識や技術・経験が全くなくても、「美容外科」ですと名乗ることができます。

整形外科・美容外科は儲かるとばかりに、技術や経験がなくて行っているというケースもあるので、プチ整形といえども、行うときはきちんと形成外科や美容クリニックをしっかりと吟味して選ぶことが大切です。

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