美容医療の情報を正しく利用するために | 美容トピックス

ここ十数年で医療技術もかなり発展していますが、その中でも美容医療、美容外科の技術の発達は目覚ましいものがあり、形成外科や美容整形外科などでメスを使って行う手術のほかにも、美容皮膚科などでメスを使わないいわゆるノンサージェリーな方法もずいぶんと発展してきました。

ノンサージェリーというと、レーザーやヒアルロン酸注入、ボトックスなどが代表的なもので、痛みが少なく、施術時間も短くなっています。

いろいろと人気がたかまってきている美容医療

「人は見た目が9割」「面接でも美人・イケメンが有利」という話はよく聞かれます。

たてまえ上は、そんなことないよと大抵の人は言うでしょうが、本音を言ってしまうと、異性はやっぱりできれば美女やイケメン君がいいわという人は少なくないでしょうし、企業の受付や営業であれば、美女やイケメンのほうがいいというところになってくるでしょう。

いやいや、それでも実力で勝負するんだという人もいますが、実力が同じであれば、美女やイケメンのほうが評価されたり有利であったりするとなれば、美容医療に関心をもつ人も増えてきます。

そんなこともあり、美容医療については、その技術の発展に伴い、プチ整形アンチエイジングなどを目的として気軽に受ける人も増えてきていますし、女性だけではなく男性の植毛など男性の利用者も年々増えてきています。

美容医療の市場も、現在では4000億円とも言われ、巨大な市場に成長しています。

美容医療もリテラシーが大切

インターネットが普及し、誰もが簡単にいろいろな情報をGETすることができる時代になりました。
インターネットで調べていると、ちょっとした医学書よりも詳しくいろいろ調べられてしまったりもします。

でも、それだからこを最近特に言われだした言葉に、『リテラシー』というものがあります。

ネットにある健康情報なども玉石混交で、非常に役立つものから、この情報は古臭いというものや、まったくのウソだというものまでまわっています。
多くの情報に簡単に接することができる時代になったからこそ、正しい知識と情報をしっかり使いこなせる力であるリテラシーが大切になってくるのです。

健康情報をきちんと使いこなせる力に関しては、『ヘルスリテラシー』という言葉もありますが、美容医療に対してもリテラシーが大切になってきます。

美容医療のリテラシーは難しい

『リテラシー』つまり情報をきちんと使いこなせる力を養うことが大切ですが、特に美容医療の分野においては、それが難しいといわれています。

その原因の一つが、美容医療情報については、意外ときちんとした情報が少ないという点にあります。

美容医療の分野は、保険診療と全く違った医療で、保険のきかない自由診療である場合がおおく、そのため、厚生労働省の指導が全くなく、施術者によってその技術や方法もかなり違ってきたりする場合もあります。

美容医療の知識とリテラシーのためにオススメの本

美容医療の知識とリテラシーのためにオススメの本を2冊ご紹介します。
医療関係者が専門的な勉強をするというのではなく、一般人が美容医療の正しい知識とリテラシーをつけるためにという目的でオススメしたい本です。

かなりの知識が満載されているにもかかわらず、低価格帯の本になっています。

永遠美貌 R45編 女医が実践するいつまでたってもキレイの事典

この本は、皮膚科専門医が書かれた本で、現代の美容医療についての技術も幅広く網羅されています。
R45世代の美容の重要課題を20項目あげて解説があります。
R45世代となっていますが、もちろん20代の人が参考にしても十分に役に立ちますし、読むだけでも美容医療の幅広い知識が身につきます。

それぞれ、シミやしわといった項目に対して、①メイク、②スキンケア、③ノンサージェリー施術(メスを使わない施術)、④メスを使う施術について解説し、さらに運動や睡眠、栄養といった日常生活で注意する点も記載されています。

美容格差時代 進化する美容医療、その光と影

この本は、長年美容医療に携わってきた医療ジャーナリストが書かれた本です。
プチ整形、シミ、シワ・たるみ、二重まぶた、鼻、口元・歯並び、小顔、豊胸、ダイエット(脂肪吸引)、薄毛、脱毛、脱臭について、美容医療でどんなことができるのか、どんな方法があるのかを整理して知っておきたいという人にオススメの一冊です。

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