エステとはいったいどういうものなのか | 美容トピックス

『エステ』『エステティック(仏: Esthetique)』の略で、精神的にも身体的にもいつまでも健康で美しく、若々しくありたいという願いから、その美意識や理想美の実現のためにいろいろ行う行為ということになります。
リラクゼーションを兼ねていることもあります。

エステとは何ぞや

エステは、全身美容法のことで、頭髪を除く、顔やボディのトリートメント・パック・マッサージなどのほかマニキュア、ペディキュア、メイキャップ、脱毛、痩身なども含まれるとされています。

ちなみに、日本語ではエステティックのことをエステと略したりしますが、英語やフランス語ではこのように略すことはあまりありません。

一般財団法人の日本エステティック協会によると、エステティックの本質は、人間の心にある「美しくありたい」「若々しくありたい」という欲求や願望を実現して、人々に幸せと満足感をもたらすことです。

エステティックにおいては、外的な施術だけではなく、心理的な作用も重視しているということになっています。

定義や範囲が異なるエステ

エステは、その範囲が国によっても異なってきて、美容や医療、理容やマッサージ業との境界は国の法律などで規定されています。

日本では明治時代に美顔術が女性向けのフェイシャルケアとして行われていて、これがエステの発端だと言われています。

日本の場合、総務省が2002年に日本標準産業分類で『エステティック』について、「手技又は化粧品・機器等を用いて、人の皮膚を美化し、体型を整える等の指導又は施術を行う事業所をいう。」と定めています。

エステを行うエステティシャン

エステを行う技術者のことをエステティシャンと言いますが、エステティシャンにはいろいろな資格があります。

医師免許なしで医学的判断をしたり、医学的な手技をして人体に危害を及ぼしたりするような行為はもちろん禁止されています。

また、パーマネントウェーブや髪結などを行うには美容師免許というものがありますし、頭髪の刈込や顔そりなどには理容師免許があります。

エステを行うのであれば、本来であれば、按摩指圧マッサージ師、美容師資格などを取得することが望ましいのですが、無資格で行われていたりもするので、もしエステを選ぶのであれば、資格があるのかないのかについて注目してみるのも良いかもしれません。

エステのサロン認証

エステティック産業においては、経済産業省の「ヘルスケアサービスガイドライン等のあり方」を踏まえた業界自主ガイドラインリストに「エステティックサロン認証基準」が登録されています。

エステティックサロン認証とは経済産業省の報告書に基づいた「認証基準」に沿って審査を行い、基準に見合っていると総合的に認められたサロンに対し認証を付与する制度になっています。

参考:http://esthe-npo.org/

エステサロンを選ぶときは、資格者が行っているのかとともに、サロン認証について確認してみるのも良いかもしれません。

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