スキンケアというと、保湿・洗顔、UVケアなどいろいろあります。
もちろん、ほどほどに適度にスキンケアを行うことは非常に有用なのですが、やりすぎると「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉のとおり、何もしなかったよりもかえって悪くなってしまう場合もあります。
ほどほど保湿
美容の代名詞とも言われるみずみずしい潤った素肌。
このためにたっぷりと何種類もの保湿化粧品を塗りたくる人がいますが、あまり関心できません。
健康な肌であれば、そもそも一定の水分量が保たれていますので、そんなに多くの保湿アイテムを使う必要はありません。
保湿アイテムはできるだけ少なく、その代わり自分に合ったものを選んでいきます。
冬など乾燥しやすい季節は、乾燥が気になったらプラスワンアイテムというようにしてみると良いでしょう。
肌の調子が悪いなと思ったら、週末を利用するなどして2~3日メイクをしないで過ごし、洗顔しない、化粧品もつけないということで肌を休ませ、肌バリアを復活させてあげることも大切です。
そうすることにより、本来のしっとりとした潤いを、肌みずから作り出してくれます。
肌にある天然保湿成分は、それだけ優れているものです。
洗いすぎが逆効果
綺麗にということで頻繁に洗顔する人がいます。また美容のためにメイクを念入りに落とそうとする日tおもいます。
しかし、洗いすぎたりこすりすぎるのがお肌にとって一番よくないことなのです。
朝の洗顔は、基本的には洗顔料を使う必要はなく、ぬるま湯か水で5~6回すすげば十分です。
どうしてもTゾーンのてかり、皮脂が気になるというのであれば、Tゾーンだけ泡立ちのよい洗顔料を使い、手指が直接肌に触れないようにして泡洗顔すると良いでしょう。
夜は泡立ちの良い洗顔料をしっかい泡立てて顔に部分置きし、泡を肌の上でころがす感覚で広げ、豆腐をつぶさないようになでる感じで洗い、あとはぬるま湯ですすぎ、仕上げはタオルで軽く押さえるようにして拭きます。

紫外線対策もやりすぎはダメ
肌老化の原因の7割は紫外線とも言われ、日焼けが原因になっていて『光老化』とも呼ばれています。
紫外線が与える肌ダメージはシミやシワになって表れてきますし、紫外線により肌のキメも粗くなり、たるみもできてきます。
以上のことから、紫外線対策も大切であることはわかると思いますが、やりすぎは逆効果です。
化粧品でも紫外線対策といえば、日焼け止めを塗るということになりますが、紫外線をカットする効果が大きいからといって、SPFやPAの値が高い日焼け止めを使えばいいというものではありません。
SPFやPAの値が高ければ高いほど、紫外線散乱剤、紫外線吸収剤、エタノールなどの成分の含有量が増えてきて、肌の負担が増えてきます。
室内で作業をするのであれば、SPFの数値は20~30程度で問題ありません。