ハイライトは、誰でも簡単にチュラルで立体的な顔の印象をつくれるアイテムです。
手軽にツヤ感や立体感をプラスでき、ナチュラルメイクで大活躍するアイテムですが、入れ方を間違えるとかえって顔がのっぺりした印象になったり、間延びして見えたりする原因にもなってしまいます。
ハイライトの役割
『ハイライト』とは、基本的に化粧下地やファンデーションといったベースメイクの最後に使われることが多く、おでこや鼻、あご先など立体感や高さが欲しいパーツや、明るさが欲しいパーツに光を集めることを目的とした化粧アイテムになります。
一般的には、高さや明るさが欲しいパーツに光を集めることが目的なので、ファンデーションより明るめの色味にするのが主流になっています。
人間の顔は、高いところに光を集めれば美形になると言われています。
ハイライトを入れないという人もいますが、人の目に映る造形は光と影で構成されていることから。高いところに光を集めてはじめて立体感が見えてくるものなのです。
原理を身の回りのものでわかりやすく説明すると、例えば白い紙を山折りにして上から光を当ててみてください。
するとその山の頂点は明るくなり、すそに向かって暗くなっていきますが、人間の顔もこれと同じです。
桜の季節、顔も桜色のハイライト

美しい花を咲かせる春の桜ですが、なんといっても魅了されるのはその綺麗な桜色です。
人間の顔において、光を集めながら、ほんのり血色感と初々しさを演出するにはなんといっても、桜の花びらみたいな桜色で、女性をかわいく美しく魅せてくれます。
桜色のハイライトは、白いハイライトのように浮くこともなく、日本人の肌にすんなり溶け込み、黄みを払って透明感をつくり出してくれます。
桜色のハイライトですが、オススメはパールの色がピンクゴールド系のものです。
ハイライトのパール感は、肌の上でペタッとパールが寝るものは平面的な光り方になってしまい不自然になってしまいますので、点々とパールが立つものが理想的です。
ハイライトの使い方
ハイライトは、ふんわり肌にのせられるブラシでつけるのが良いでしょう。
大きめのサイズにすると、粉体をブラシの中に取り込むことができるので、空気をはらんだようによりふんわり軽く肌にのせられるし、面積があるぶん、1カ所だけ発色が強くなるというようなムラづきの心配もありません。
ブラシの毛質は、柔らかく上質で肌への刺激がない、灰リス毛がオススメです。
まずは、ブラシにハイライトを含ませます。
ブラシの両面に1回ずつなじませておくと、均一にハイライ卜が含まれ、肌にムラなくふんわりつけることができます。
塗り方のオススメは、眉間を起点に左右の眉尻までハイライトをなじませたら、鼻筋をスーツとなでていきます。
最初にハイライトをのせる部分にもっともハイライトがつくので、顔を明るく柔らかく見せる効果がある眉間からスタートしていくと良いでしょう、
そして目頭の三角ゾーンと、まぶたの上下にもなじませていきます。