美容と若さを保つ性ホルモン | 美容トピックス

若さや美しさに働きかけるものとして、性ホルモンがありますが、当然、男女ではその働きが違ってきます。

女性の若さ・美しさ

女性にとって若さ・美しさを保つホルモンと言えば、女性ホルモンになります。

女性ホルモンの特に最も重要なのは、卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)になります。

歳をとり卵巣機能が低下してくると、エストロゲンの欠乏が起こり、それに伴いホルモンバランスの崩れが引き起こされ、心身のさまざまな不調へとつながり、更年期障害などと呼ばれたりしています。

更年期障害になると、自律神経失調症のような症状、つまり脈が速くなる、動悸がする、血圧が激しく上下する、ほてりやのぼせなどの症状がでてきます。

さらにめまいや耳鳴り、肩こり、不眠、疲労感などを感じることも多く、精神症状としては情緒不安定、不安感やイライラ、抑うつ気分などが起こってくることもあり、こんな症状が続くと、生活の質であるQOL(Quality of Life)も落ち、女性としての若さも美しさも失っていってしまうのです。

女性の若さ・美しさを保つのにはやっぱり大豆がオススメ

若さを保つ方法としてお勧めしたいものとなると、やっぱり大豆製品(豆腐、納豆、豆乳、みそなど)に行きつきます。

大豆製品に含まれている女性ホルモン様作用がある大豆イソフラボンが豊富に含まれていて、これはエストロゲンと分子構造がよく似ています。

実際に大豆製品を多く摂っている日本人は、乳がんや前立腺がんにかかりにくいというデータもあります。

男性の若さ・美しさ

一方、男性はどうなのというと、男性にとって若さ・美しさを保つホルモンと言えば、男性ホルモンになります。

特に、テストステロン(男性ホルモン)をときどき注射して、若さを保つよう努めるというような治療法もありますが、そんなにしょっちゅうホルモンを体内に注射することはオススメできません。

そんなことをしなくても、日常生活で男性ホルモンの分泌を高めることができます。

日常生活において、中高年男性で「やる気が出ない」「なんだか疲れがとれない」「気持ちが沈む」というようなことがある人は、男性ホルモンの分泌量の少ない男性更年期障害になっている可能性もあります。

男性ホルモンは、男性としての快活さやエネルギーの源です。筋肉や骨をつくりだす力をもち、性欲や性機能を高めまが、20代をピークに減り始め、特に40代から倦怠感、不安、集中力の低下などを感じることが多くなってくるのです。

また男性ホルモンの分泌が減ることで、代謝機能が下がり、内臓脂肪などが増えて肥満になるケースが増えてきます。

男性ホルモンはコレステロールを材料につくられていますので、動物性食品を含めたバランスのよい食事をすることが大切になってきます。

また男性ホルモンは睡眠中によく分泌されるので、十分な睡眠をとることも大切です。

さらに男性ホルモンは、筋肉からも分泌されるので有酸素運動も効果的です。

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