プチ整形は「プチ」ではない | 美容トピックス

プチ整形は、基本的にはメスを使わないで行うもので、瞼の二重術やヒアルロン酸注入、ボトックス注入などがあります。

「プチ」がつくことで、「整形」という思い言葉から、気軽にできる整形と言うようなイメージになっているかと覆います。

プチ整形の魅力

プチ整形の一番の魅力は、やはり「メスを使わない」ということで、これでだいぶ整形に対する抵抗感がなくなってくると思います。

メスを使わないので、簡単で時間もかからず低価格。しかもあまり痛くなく入院や通院の必要もなく、翌日から化粧もできるので他人にも気づかれない。
万が一、気に入らなくても元に戻せばいい。

こんなことで、プチ整形はかなりのお手軽感があります。

プチ整形だからこそきちんと医師を選ぶべし

お手軽にできるプチ整形なので、気軽に考え、適当なクリニックに行って、チャッチャとやってもらっちゃおうと考える人もいると思いますが、やはり慎重に考えたほうがよいでしょう。

メスを使わないので、誰でも簡単にできるだろうというものでもなく、それなりの注意が必要で、医師による技術の差も大きく、失敗することだってあります。

意外と多いプチ整形のクレーム

プチ整形は、意外とクレームや相談が多いのが現状で、効果がないというクレームも多くあるようです。

これは、プチ整形は儲かるということで、医師免許は持っているけれど、形成外科や美容外科の研修を受けておらず、解剖学の知識もなく研修も受けたことがないエステ医師が多くいるからです。

「医師」と聞くと、それなりの技術があると思いがちですが、美容外科の分野での研修すら受けたことがない金に目がくらんだエステ医師にみてもらったところで、うまくいきません。

悪質な医師だと、効果がほとんど確認されていないような施術をして、最新治療と称してお金をぼったくるなんてこともあります。

隆鼻術という鼻を高くするプチ整形があるのですが、このためにヒアルロン酸注入を行った女性が、体のふらつきと右目の異常を訴え病院に運ばれるという事件もありました。

治療を施すも、右目の視力は失われ、顔にも大きな傷が残ってしまいました。

何が起こったのかと言うと、鼻の付け根の部分にヒアルロン酸・ハイドロキシアパタイトなどの充填物を注入したのですが、その時、それが血管に入って周囲の血流を止めてしまったことで、このような問題が起こったのです。

このようなことが起こってからでは遅いのです。メスを使うわけじゃないし、安全でしょなんて思わず、プチ整形という軽い印象を受ける言葉に騙されず、しっかりと医師選びを慎重に行うことが大切です。

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