人間、見た目はやっぱり大切 | 美容トピックス

「人間はやっぱり見た目は大切」と言いますが、そんなこというと、文句をいう人もいると思います。

「人を見た目で判断するなんて科学的じゃない」、「人間はやっぱり心だ」、「いくら見た目がカッコよくても無能な人間なら意味がないじゃないか」などなど、いろいろな意見があると思います。

見た目と健康

確かに、異性をみるときに若いほうがいいというようなことはあるでしょうし、老若男女問わず、いつまでも若々しくいたいと思う人が多いのも事実です。

竹内一郎氏の著書である『人は見た目が9割』といったような本がベストセラーになったこともありますが、これもやっぱり人間は若いほうがいい、自分も若くありたいと思っているからではないかと思います。

なぜ若々しく見えるほうがいいのかというと、もちろん美容面もありますが、若々しいということは健康的ということにもつながります。

動物で若い個体を求めるという本能も、より健康的な相手と結ばれて、より健康的で強い子孫を残していくための本能とも言えます。

実際に、見た目が若々しく健康的な人は、長寿遺伝子が活発に働いているということがわかっています。

見た目と健康

それでは『見た目』とは何なのでしょうか。

見た目は、容貌・体型・皮膚の3つの要素が関係してきます。

容貌は、毛髪やまぶた、骨の変化が関連しますし、体型なら脂肪のつき方や姿勢が良いか悪いかといったことが関連してきます。

皮膚ならば、肌のキメやシワ・たるみなどが関連してきます。

どんな人も、歳をとるごとに老化していってしまいますが、努力することでいつまでも若々しくすごすことができます。

日常的によく運動して、食事もきちんと摂ることで、長寿遺伝子が活発に働くようになるのです。

長寿遺伝子とは

長寿遺伝子は、ひとことで言ってしまえば、老化のスピードをコントロールする遺伝子です。

つまり、若々しく見える人はこの長寿遺伝子が活発に働いているということになります。

そして、長寿遺伝子は特別な遺伝子ではなく、誰でも努力次第でその働きを制御することができるのです。

長寿遺伝子は、サーチュインと呼ばれ、細胞の死滅を防止することで老化を遅らせて、若さを保つ働きがあります。

そしてこの長寿遺伝子が活性化されると、生物の寿命が延びると言われています。

長寿遺伝子の活性化で、ヒストン脱アセチル化酵素であるサーチュイン(Sirtuin)が作られ、この酵素が蛋白質のヒストンとDNAの結合に働きかけ、遺伝的な調整を行うことによって、寿命を延ばすと言われています。

最新情報をチェックしよう!