メイクが思うようにいかない場合は、メイク以前の肌の状態に原因があることが多いものです。
化粧のりが悪いのも、肌ノテカリが気になるのも、メイクする前のスキンケアをしっかりすることにより、改善する可能性があるのです。
メイクがのらない
お気に入りのメイクアップ化粧品を買ってきたのはいいけれど、どうも肌へののりが悪く、思っていたようにうまくいかなかったりするものです。
特に、季節の変わり目や、肌が乾燥しやすい冬は化粧のりが悪いと感じる人も増えてきます。
また、夏場もエアコンなどをつけて部屋を閉め切っていると、肌が乾燥しやすい状態になっています。
化粧のりが悪い場合、体調などの問題もありますが、まずは使っているスキンケア化粧品が自分の肌にあっているのかを確認します。
そして、普段の保湿ケアが雑になっていないかもしっかり見直すと良いでしょう。
もし、メイクする前の肌の保湿力に問題があると感じたら、保湿作用にすぐれたセラミドやヒアルロン酸などが配合された高保湿成分の化粧品で保湿をしてみると良いでしょう。
また浸透促進成分のブースターの活用を考えてみるのも一つの補法です。
メイクののりが悪いという場合は、まずは肌の乾燥を疑って、保湿ケアをしっかりしてみると良いでしょう。
肌のテカリが気になる

肌の悩みといえば、まずは乾燥ですが、その悩みと双璧ともいえるのが、皮脂によるテカリです。
肌のテカリで、一番重点的に考えるのが、皮脂の分泌が多いTゾーンです。
おでこの部分と、顔のちょうどセンターラインにあたる正中線です。
この部分を特に意識して考えるようにします。
肌のテカリに効果的なのが、収斂作用がある収斂化粧水で、さっぱりとしたテクスチャで、肌を引き締めます。
収斂化粧水は、コットンにしみ込ませ、肌のテカリがひどいTゾーンに貼りつけ、2~3分置きます。
こうしてテカリがちな場所を収斂化粧水のパックでクールダウンし、肌の表面を冷やします。
こうすることで、肌がテカリにくくなります。
肌のテカリが気になる場合は、保湿に加えて収斂化粧水の利用が効果的です。
メイク直しもTゾーン
肌のテカリということで、テカリやすい部分としてTゾーンをあげましたが、皮脂の分泌が多いということからも、メイクがくずれやすい部分もTゾーンということになります。
従って、よほど大きな化粧くずれでもなければ、Tゾーンだけを直せば、効率的にメイク直しもできます。
皮脂とファンデーションをうまくなじませ、指で軽くタッピングしながら、化粧くずれを直していくと良いでしょう。