美容整形のメニューをみても、目元の整形は特に人気が高くなっています。
その中でも二重まぶたの手術は最もポピュラーなものになっています。
二重まぶたの手術が人気の理由
目は、顔の印象を決める重要なパーツになっていて、ぱっちりとした大きな目は、それだけで明るく愛らしい印象を与えることできます。
また綺麗な二重まぶたのラインは、目元の表情をいっそうは華やかに演出してくれます。
漫画やアニメにでてくるヒロインも、大きな目で、目元がくっきりと描かれているのも、こうしたころから一番魅力的な部分を特に強調しているのかもしれません。
二重まぶたの手術は、美容整形の中では比較的費用も安いわりに、見た目の効果が高いということもあって、年齢を問わず多くの女性からリクエストがあるものになっています。
意外と難しい二重まぶたの手術
二重まぶたの手術というと、受ける人も多く、プチ整形というイメージから、簡単なものと思われがちですが、実は手術する美容整形の医師にとってはかなりの繊細さが求められる手術と言われています。
なぜならば、目元の表情はとても微妙で、二重のラインが数分の一ミリ違うだけで、大きく印象が変わってしまうからです。
そのため、クライアントの要望に沿ったベストのラインを作るために、きめ細かで緻密な設計、丁寧な手術、そしてセンスが必要になってくるからです。
二重まぶたの手術の２つの方法
一言で二重まぶたの手術といっても、いわゆる切る手術と切らない手術に分けられます。
切る手術は、『切開法』と呼ばれるもので、切れない手術は『埋没法』といわれるものです。
『切開法』では、上まぶたの皮膚を切開するのですが、麻酔をかけて、二重ラインに沿って上まぶたを切開していきます。
そしてラインが綺麗に出るように皮膚をたぐり寄せて、丁寧に縫合していきます。
『埋没法』は、極細の特殊な糸を数本使い、それを上まぶたの裏側から通して皮膚をたぐりよせ、数カ所で固定することで、二重のラインを作っていきます。
それぞれ一長一短があり、『切開法』では効果は確実な反面、メスで切開するため腫れが強く出たりすることがあります。
『埋没法』では、切開しないので傷は残らず腫れも少なく短時間で手術も終わりやすいため、二重まぶたの手術の主流になっていますが、ラインが消えやすいという欠点があります。
最後に統計上の理想の目というものがあり、それを紹介したいと思います。
統計上の理想の目は、左右の大きさが約３ｃｍ、顔の横幅を１０とした場合、目の長さは比率では２であることが理想とされています。
目の上下の長さについては、１ｃｍが理想で、目と目の間隔は３ｃｍ、つまり目と目の間にもう一つ目が入るくらいが理想と言われています。
