紫外線対策というと、日焼け止めを使っている人も多いと思います。
日焼け止めは、厚くぬり、さらに2時間おきに塗りなおすことが大切です。
もし、それをきちんと実行できていれば、かなり紫外線は防げるのですが、それを毎日実行するとなると、大変です。
紫外線A波は、室内にいてもガラスを投下して部屋の中にも入ってきます。
正しく塗らないとSPF50の日焼け止めも無意味
日焼け止め製品をみると、SPFの表示があります。
SPFの数値は、1平方センチメートルの皮膚に対して2mgの日焼け止めを塗ったときの値として表示されています。
つまり、顔全体で500円玉大の量、液状のものであれば手の平で直径5cmの量ということになります。
実際、女性は平均的にその4分の1の量程度しか塗っていないとも言われています。
そして塗る量が半分になると、効果はおおよそ4分の1になるといわれています。
塗る量が4分の1だと、効果は16分の1ということです。
SPF50の日焼け止めを使っていても、効果はSPF3程度ということになってしまいます。
SPF15未満ですと、ほとんど日焼け止め効果はないといっていいので、塗ること自体がほぼ無意味ということになってしまいます。
日焼け止め以外のものでパウダーファンデーションがオススメ
日焼け止めはしっかりと十分に塗らないと無意味だということもあり、さらに日焼け止めには紫外線吸収剤を含んだものが多くあります。
しかし紫外線吸収剤は肌への負担にもつながります。
そこで、日焼け止めだけに頼らず、いろいろなアイテムを工夫する必要があるのです。
その1つとしてファンデーションがあります。
ファンデーションの多くは、タルクや酸化チタンなどが含まれていますが、タルクや酸化チタンは一種の紫外線散乱剤にもなっています。特に、パウダーファンデーションがオススメです。
ファンデーションいはSPF表示がないものも多いのですが、SPF値を測定すると時間や費用がかかるため、あえて測定していないというメーカーもあります。
また、ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)のもので、ウォータープルーフでないものは、肌への負担が比較的少ないといえます。
物理的に紫外線ブロックも
真夏には、日傘や帽子の併用も効果的です。
首や腕なども日焼け止めを毎日塗っていると負担になりますので、スカーフやUV手袋を活用するとよいでしょう。
日焼け止めに頼らずに、こうした物理的に紫外線をカットするアイテムの活用は賢い紫外線対策になります。