日本はプチ整形大国 | 美容トピックス

テレビのCMにも、美容整形外科のCMをみかけたりしますが、日本美容外科学会が国内の医療機関を対象に行った調査では、日本の美容整形の施術件数は、190万件に達したということがわかりました。

美容整形が多い国としては、国際統計によると米国、ブラジルとなっていて、件数では日本はそれに次ぐ多さになっています。
美容整形というと韓国というイメージがあると思いますが、この国際統計には、韓国中国は含まれていません。
ただ、韓国や中国は整形関連の医師が多いことから、美容整形件数も多いと推測できます。

日本と米国の整形の違い

美容整形と聞くと、メスでいろいろ切ったり、縫合したりとと、切った貼ったの世界をイメージする人もいると思いますが、日本ではこのような外科手術は少数派で、美容整形に占める外科手術の割合は約15%にとどまっています。

世界的にみると、外科手術が美容整形に占める割合は約44%ですので、日本での外科手術の割合はかなり低いということがわかります。

つまり、日本では、薬剤注射やレーザー脱毛といったいわゆるプチ整形が主流になっています。

美容に対する米国の意識

アメリカでは美容に対する意識が高まってきていて、ASPA(米国形成外科学会)が発表した統計報告によると、2018年に米国で実施された外科的および低侵襲的な美容整形手術の件数が1770万件を超えたそうです。

これは前年と比べて約25万件も増加したとのことで、その内訳は、豊胸手術や脂肪吸引手術といった体型矯正を目的とした手術に加えて、非侵襲性の脂肪除去術が急増しているというものでした。

米国での美容整形手術の実態

米国では、過去5年間で美容整形手術の施行件数が着実に増加していているそうで、人気の美容整形手術は次のようになっています。

1位:豊胸(31万3,735件、前年比4%増)
2位:脂肪吸引(25万8,558件、前年比5%増)
3位:鼻の整形(21万3,780件、前年比2%減)
4位:まぶたの整形(20万6,529件、前年比1%減)
5位:腹部の整形(13万81件、前年から横ばい)

米国での低侵襲的な美容整形手術の実態

低侵襲的な美容整形手術については、2018年に米国では1590万件の手術が施行されていて、内訳は次のようになっています。

1位:ボトックス注射(744万件、前年比3%増)
2位:美容用軟部組織充填材の注入(268万件、前年比2%増)
3位:ケミカルピーリング(138万件、前年から1%増)
4位:レーザー脱毛(110万、前年比1%減)
5位:マイクロダーマブレーション(微粒子による角質除去;70万9,413件、前年比4%減)

日本の整形手術の特徴

日本では、薬剤注射やレーザー脱毛といったいわゆるプチ整形が主流だということは前述しましたが、日本では手術の92%が顔と頭部に集中しているのも特徴です。
米国での美容整形手術の実態でもわかるように、世界全体では乳房やお尻など全身が手術が多くなっていますが、これとは対照的です。

日本では、特に一重を二重に直すなど「まぶた」に関わる手術は全体の6割近くを占めていて、このあたりが世界と日本の整形に関する考え方の違いが出ているのかもしれません。