痩せたければ意識をしたい運動量より活動量 | 美容トピックス

忙しい現代人、特に内勤関連の仕事をしていたり、テレワークなどで1日中ディ数ワークをして、パソコンの前で仕事をしている人も増えています。

ちょっとした用事や仕事上の商談、買い物ですら、ネットで用が済んでしまうこともめずらしくありません。

1日中座りっぱなしはダイエットの天敵

1日中座りっぱなしのような生活は、健康面からはもちろん、ダイエット面を考えてもよくありません。

こんな生活をしていると、週末にちょこっとジムにいって30分程度筋トレしたり、1時間ほどランニングしたとしても、しないよりはましですが、ダイエットということを考えると、あまり効果がありません。

なぜならば、ダイエットということを考えると、トータルでの「活動量」が問題となってくるのです。

ウィークデー、毎日のようにパソコンに向かって座りっぱなしのような生活をしていたら、週末にちょこっと運動しただけでは、活動量が全然足りません。

活動の度合いの低さが、肥満傾向を高くすることにつながっているのです。

ニートを意識したダイエット生活

ニートというと引きこもりを連想する人もいますが、ここでいうニートは、引きこもりということではありません。

ニート(NEAT)は、Non Execise Activity Themogenesis の頭文字からきています。

日本語では、「非運動性熱産生」ということになります。
つまり運動ではなく、日常の活動で消費される代謝熱量のことになります。

普通の生活の中で、立ったり座ったり、歩いたり、階段を上り下りしたり、そういう運動とは言えないような簡単な動作によって消費される代謝熱量が、ニートになります。

座っている時間が長いと肥満のリスクが高くなる

米国のクリニックが行った研究では、肥満気味の人と痩せ気味の人の行動を10日間観察したのですが、肥満気味の人は、痩せ気味の人よりも座っている時間が1日平均2.5時間も長く、歩いている時間がずっと少なかったという結果になっています。

このことからもわかるように、ダイエットという観点で考えると、運動というよりも、ニート(NEAT:非運動性熱産生)によって消費されるエネルギーの大きさこそが、カギになるのです。

つまり、ダイエットを望むなら、週末にちょこっとジムで運動したり、ランニングしたから良いというのではなく、たまにする運動よりも、毎日の活動レベルを上げることが大切なのです。

意識して、キビキビと動いてみたり、エレベーターではなく階段を利用してみたり、昼休みはちょこっと早歩きで散歩をしてみたり、オフィスでも積極的に席を立ったりとするようなことを意識してみると良いでしょう。

ジムに行く時間がないと嘆くのではなく、毎日のちょっとした工夫にダイエット成功のカギが隠れているのです。

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