美容整形の前に歯を矯正 | 美容トピックス

口元を美しくするためには、その土台の歯並びが美しくなければなりません。

もし時間とお金の余裕があるのであれば、歯を矯正すると顔の骨格も変わってきたりするので、目や鼻の美容医療を受ける前に、歯並びを整えることがオススメです。

歯の矯正は大人になってもできるのは歯が動くから

歯の矯正というと、柔軟性がある子供のころにやらないと手遅れだと思いこみあきらめている人もいるかもしれませんが、現在の美容医療は発達していて、歯があれば、俗にいう出っ歯、受け口、八重歯などはきれいに治療・矯正することができます。

なぜならば、歯は動くからなのです。

歯が動くなどというと、えっ!?ほんまかいな!と思う人がいると思いますが本当です。

歯は、歯を支えている歯槽骨に、歯の歯根部が埋まって生えているような感じになっています。
歯槽骨と歯の歯根部の間には、歯根部を覆っている歯根膜という薄い繊維があり、これがクッションのような役目を果たしています。

この歯根膜に弱い力を継続的にかけつづけていると、力をかけられた側の歯根膜には、歯槽骨を作る骨芽細胞という骨の芽ができてきます。

一方、反対側では歯槽骨を壊す破骨細胞が増えてきます。
結果、歯はゆっくりと弱い力をかけられ押された方向に移動していくのです。

1~2年の長丁場になる歯並びが悪いときの処置

歯並びが悪い場合は、たいてい歯槽骨の大きさに入りにくい数の歯が生えているので、歯を何本か抜いて、歯槽骨に収まる数にしてから、1枚1枚の歯にブラケットを接着し、それにワイヤーを通して、2~3週間ごとに歯を動かしたい方向に力を加えていくのです。

するとゆっくりと歯が動いていき、きれいな歯並びになっていきます。

これには、1年半から2年かかります。

例えば二重まぶたの手術であれば、15分で10万円、隆鼻術も20分で10万円といったところが時間と予算の相場かと思いますが、歯科矯正となると2年かかって費用も80万円とかになってしまいます。

これが、美容医療において、歯科矯正が敬遠され、二重まぶたや鼻の形を整えるということに注目が集まっている大きな理由の1つでしょう。

歯並び矯正なら、審美歯科ではなく、矯正歯科認定医に注目

大手の美容外科になると、『審美歯科』というものがありますが、ここでは歯を削ったり白くすることで見た目を良くすることがメインになっています。

歯並び矯正をするというのであれば、矯正歯科治療で根本的に治療したほうが良いでしょう。

歯科の場合、歯科医師の免許があれば、一般歯科はもちろん、矯正歯科、口腔外科、小児歯科どの科の治療も一応できます。

十分な矯正歯科の教育・研修を受け、しっかりとした技術をもった歯科医師でというのであれば、日本矯正歯科協会の認定医や指導医がオススメです。
日本矯正歯科協会の認定医や指導医ならば、専門的な技術を持っていることになります。

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