肌の「くすみ」って何? | 美容トピックス

「最近、肌のくすみが気になっちゃって・・・」というような声をよく聞きますが、「くすみ」とはどういったものを指すのでしょうか。

くすみの定義とは

「くすみ」を国語辞典で引くと、「くすむこと。また、黒ずんだ色の出ること」となっている。
「くすむこと」って・・・

そこで「くすむ」を国語辞典で引いてみると、「黒ずんだ渋い色になる。または、すすけたようなさえない色になる。」

ネットで「肌のくすみ」というような形で調べていくと、
「肌が本来持っている透明感や明るさやツヤが失われ、顔全体がその人本来の肌のトーンよりも段々と暗く見えるようになる状態」

となっています。

こうしてみると、「くすみ」とうのは結構あいまいなもののような印象があります。

くすみとは具体的にどんな感じになることなのか

くすみとは、肌のトーンよりもだんだんと暗く見えるとありますが、どのようなことなのでしょうか。
くすみをイメージするのにわかりやすい例として、黄色や緑色のTシャツがあります。

黄色や緑色のTシャツを着続け、何度も洗濯していると色があせて、少し黒ずんでくることで、くすんだ色になってきます。
これが、くすみの状態をイメージするのにちょうどいいかもしれません。

くすみは、シミでもクマでもない

「本来の肌のトーンよりも段々と暗く見える」のがくすみであり、肌の白さや透明感が失われた状態になりますが、その理由となっているものには、シミやクマや、小じわの集合体などがあります。

これらをひっくるめて、「くすみ」という人もいますが、本来の「くすみ」とうことを考えると、シミはシミであり、クマはウマであり、小じわは小じわで、「くすみ」ではありません。

くすみの定義ってあるの?

シミでもクマでも小じわの集合体でもない。それではいったい、くすみって何が違うのだろうか。
定義でもあるのだろうかということで調べていくと、日本化粧品工業連合会が「くすみ」の定義について述べています。

日本化粧品工業連合会の「くすみ」の定義
『くすみとは、血流の低下、肌の凹凸、メラニン色素の沈着などによって肌の明度が低下すること(肌が暗くなること)』

つまり、くすみには、血行不良ぐすみ、陰影ぐすみ、メラニンぐすみがあるということになります。
そして、境界は不明瞭なものとされています。

肌の白さや透明感を奪うもののなかで、シミ・クマ・シワ・血管拡張などの明らかな要因を除いたものが「くすみ」と言えます。

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