赤ら顔の原因 | 美容トピックス

お酒を飲んでいたり、緊張しているわけでもないのに、顔が赤くなるいわゆる赤ら顔の人は、どうしてそうなってしまうのでしょうか。

赤ら顔の原因

『赤ら顔』とは、顔の広範囲であったり、頬や鼻などの目立つところが赤くなった状態のことです。

赤ら顔が起こる原因には、生まれつきのものや加齢などもありますが、しっかりケアしていくためにも、まずはその原因を理解することが大切です。

赤ら顔の原因とされるのが、まずは皮膚の薄さです。

肌の下の真皮には、毛細血管が密集していて、その毛細血管は通常は皮膚の表面からは見えません。

しかし皮膚が薄いと透けてみえてしまうため、赤く見えてしまうのですが、特に鼻や頬の皮膚は薄いことから、そうした部位が特に赤く目立つのです。

真皮にきている毛細血管は、外気温に合わせて拡張したり収縮してます。

そのことで温度を一定に保っているのですが、寒いところでは室内外の温度差が厳しいので、毛細血管の拡張や収縮が頻繁に怒り、それを繰り返しているうちに毛細血管の収縮力が低下して、皮膚の温度を下げないように、毛細血管が拡張したままになってしまいます。

こうして寒暖差によって、顔が赤くなってしまうのですが、中には生まれつき真皮の毛細血管が多かったり、体質として毛細血管が拡張している人もいて、赤ら顔になりやすくなっています。

赤ら顔は、炎症を伴うニキビによっても起こります。

するとその炎症が血管を拡張させるために、ニキビの周りの皮膚が赤くなります。

ニキビを繰り返していると、この状態が常態化し、真皮や皮下組織に色素沈着が起こり赤ら顔になっていってしまいます。

赤ら顔は皮脂の過剰な分泌によっても起こります。

皮脂が過剰に分泌され、それが肌の上に溜まり空気に触れて酸化されると、その酸かした皮脂に皮膚の常在菌が反応して炎症が起こります。

特に鼻や鼻の脇など皮脂の分泌が多いところでは、こうした炎症が起こりやすく赤ら顔の原因になります。

赤ら顔になる原因には、アルコールや香辛料などの過剰摂取も可能性として考えられます。

アルコールや香辛料により刺激を受けた毛細血管が拡張して、そこに血液が溜まりやすくなり赤みがでてきます。

赤ら顔のケア

赤ら顔の原因はさまざまですが、軽度の場合は、食生活やスキンケアの方法を見直すことっで、改善します。

まずは原因となる可能性があるアルコールやカフェインなどの嗜好品、香辛料などを控えてみると良いでしょう。

それらが原因の場合は、それだけで改善していきます。

また、洗顔のしすぎや、ゴシゴシ肌をこすりすぎている場合は、これが赤ら顔の原因になっていることがあるので、そうした行動を控えることにより赤ら顔が改善することがあります。

赤ら顔の治療

赤ら顔も重度になってくると、食生活やスキンケアの方法を見直しただけでは改善しない場合があります。

そうした場合は皮膚科を受診するなどするとよいでしょう。

治療としては、光を患部にあてて拡張した毛細血管を減少させ赤みを目立たなくする光治療や、ダイレーザーという機会を使ったレーザー治療などが行われたりします。

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