日本人は平均的にはキレイ好きという国民性もあって、衛生観念の意識が高く、子供のころから外出先から帰ったら、ますは手洗い・うがいということでしつけられた人も多いかと思います。
それが、新型コロナの感染もあり、より一層、手洗いに気をつかい手洗いの回数が増えたとか、1回の手洗いの時間が倍になったなんていう人もいるかと思います。
過剰な手洗いが手荒れをまねく
しかし、過剰な手洗いは、手荒れを招いてしまいます。
手荒れの原因のほとんどが、洗いすぎと言われています。
これは、過剰な手洗いや、皿洗いなどの家事が手荒れの主因だといっても間違いありません。
なぜ過剰な手洗いが手荒れを招くのか
手の平や指は、体の中でも特に皮脂が分泌されにくい部分になっているのです。
そして、この皮脂が分泌されにくい部位を、皿洗いや手洗いなどにより頻回に、あるいは長時間、石鹸・洗剤に過剰にさらすことによって、手の平や指の皮膚が脱脂され続け、バリア機能が損なわれ手荒れが起こってしまいます。
洗剤を使い毎日皿洗いをしたり、子供の世話で手を過剰に洗う主婦層などが、もっともこうした原因で手荒れを起こしやすいことから、「主婦湿疹」などとも呼ばれています。
手荒れにマカダミアナッツ油
それでは手荒れを改善するにはどうしたら良いかということになりますが、まずは改善の一歩として、その原因を取り除くことです。
つまり原因が頻回・長時間の石鹸・洗剤を使った水仕事や手洗いにあるので、ここから改善します。
皿洗いをしないというわけにはいきませんので、水や洗剤に触れる際には、ゴムやビニールの手袋を使うだけで、かなり改善してきます。
とは言っても、皿洗いは手袋で対策できても、衛生面で手洗いはこまめにしないと感染症も怖いということになります。
そこで、手洗いで奪われてしまう皮脂を補給することが大切になってきます。
皮脂が奪われてしまうことで手荒れが起こってくるのであれば、逆にその皮脂の代わりになるものを補給すれば、手荒れが改善するということになります。
そこで、手洗いをして手をキレイにしたあと、油分が多いハンドクリームをしっかりつけるようにします。
パルミトレイン酸は、角質層への浸透性も高く、肌になじみやすいのでオススメです。
このパルミトレイン酸を豊富に含んでいて、手指の皮脂の組成に最も近いと言われている天然油脂が、マカダミアナッツ油です。
マカダミアナッツ油のハンドクリームを少量を手につけ、揉み込んでからティッシュなどで軽く指先をぬぐうと、いろいろな物に触ってもベタつきを抑えられます。