偏光レンズのサングラス | 美容トピックス

日差しがまぶしいといったとき、そのまぶしい視界をクリアにしてくれるのが、偏光レンズが入ったサングラスです。

しかし使うシチュエーションを考え、丁寧に手入れをすることが大切です。

偏光レンズとは

いろいろな形状や色のものがあり、おしゃれアイテムとしての側面もあるサングラスですが、その色や形はもちろん、機能面でもいろいろなものがあります。

UVカットはもちろんですが、もし、外に出るとまぶしくてというような場合は、偏光レンズのものをオススメします。

昼間道を歩いていたり、道路を走っているとき、道路の照り返しなどでまぶしくかんじたりすることはないでしょうか。

また、釣りなどをやる人でしたら、水面に反射する太陽光がキラキラして、非常に見にくいという経験があるかもしれません。

こうしたまぶしさ、見にくさは、日常の光が、あらゆる方向の光の波動として入っていて、それが干渉し反射することで乱反射してることが大きく関係しています。

光は、さまざまな平面上で振動する波動の集まりとも言えますが、光のまぶしさから目を守るという意味では、偏光レンズがすぐれています。

外の光が偏光レンズを通ることで、全方向360°に振動していた光の波動を、一定の方向だけに振動する光に整えることができます。

偏光レンズの極めて細かいスリット状構造により、それにそった縦の光の波である直線偏光は素直に透過し、横の波は吸収されて透過しません。

斜めの波は、縦に相当する成分のみが透過し、横に相当する成分は吸収されます。

サングラスの偏光レンズとは

偏光レンズのはいったサングラスは、釣りやゴルフ、スキー、ランニングといった屋外スポーツや車の運転、ガーデニングや農作業にも便利です。

偏光レンズのはいったサングラスをすると、今までよりも景色や足元がクリアになりますので、一度は試しにかけてみることがオススメです。

サングラスの偏光レンズは、吸収軸が横になっていて、水平面からの反射光をカットし、縦の波のみを透過します。

たとえば、水面で斜めに反射した光は、縦振動の偏光になり、空からの反射光に妨げられることなく、水中の様子をしっかりと見ることができるようになります。

偏光レンズが入っているかどうかは、商品を買うときにきちんと、偏光度99%などと表示されていると思いますが、本当に偏光かどうか疑っている場合は、同じものを2枚、90°傾けて重ねてみると、真っ暗になるのでわかります。

これは、2枚重ねた偏光レンズが、90°回転させてずらしたことにより、1枚は縦のスリット、もう2枚は横のスリットになっているので、光を通さずに真っ暗になるのです。

偏光レンズのサングラスの弱点

偏光レンズのサングラスの弱点は、まずは熱や水に弱い点です。

長時間水につけたり、夏場の炎天下の車内、特にダッシュボードの上に置きっぱなしなどはNGで、偏光フィルターとレンズの熱膨張率が違うため、熱によりフィルターが壊れてしまい
ます。

また、2枚のレンズを貼り合わせた間に偏光フィルターがある構造なので、ずっと濡れたままにしておくと、その間に水分が侵入しレンズと偏光フィルターの剥離をおこしたりします。

汚れは、ティッシュなどでやさしくふき取るようにします。

また、偏光レンズのサングラスをしたまま、液晶やカーナビ、スマートフォンやパソコン、デジタルウォッチなどを見ると、上手く見えないことがあります。

もちろん、運転で使うのであれば、信号機の色が異なってみえてしまうなんていうものは論外で、そういったものも売ってはいないと思いますが、カーナビなどは、その液晶とサングラスのスリット動詞が黄砂して光をさえぎってしまうため、うまく見えなかったりすることもあります。

サングラスには、その他、可視光線透過率も参考になります。

可視光線透過率が高ければ高いほど、光をしっかりブロックしてくれるのでまぶしくありませんが、逆に夜などは非常に暗くて見にくくなるのでかえって危なくなります。
夜間運転するには、可視光線透過率は75%欲しいところです。

日差しの強い晴天時には10%援護、晴天や曇りの日は20~30%、早朝や夕方は40%といったように、天気や時間帯によって使い分けたり選んだりすると良いでしょう。

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