美容液は、美白を目的としてものではアルブチンやビタミンＣ誘導体といった美白有効成分が、シワなどに使われるものについては肌のターンオーバーを促進するＥＧＦ、ＥＧＦ、プラゼンタ、コラーゲンなどが配合されていたりします。
一方、保湿効果となると、セラミドが配合されたものが人気になっています。
お肌の美容に大切なセラミド
セラミドは、肌の水分保持機能のカギを握る成分です。抜群の保湿効果があり、もともと人間の肌にあるものですので、セラミドを配合した美容液は多く出ています。
一口にセラミドといっても、大きく分けると天然セラミド、ヒト型セラミド、植物性セラミド、合成セラミドなどいろいろな種類があります。
保湿美容液としてオススメのセラミド
保湿美容液としてオススメのセラミドは、その種類や配合量、テクスチャー（使用感）などによって選ぶと良いでしょう。
オススメなのは、ヒト型セラミドで、保湿力の高さ、刺激の少なさに優れています。
最近の化粧品では技術が進み、ナノ化粧品などがあり、細かい粒子になったセラミドが配合されていて、より浸透力が高まっています。
肌への浸透力を気にするのであれば、ナノ化粧品などを選択してみても良いでしょう。
安価なセラミド化粧品には注意
医薬品であれば、法律で有効成分の配合量を記載しなければいけないことになっていますが、化粧品や医薬部外品では、全成分表示であっても配合量までは記載する義務はありません。
セラミドは比較的効果な成分ですので、もし安価な化粧品でセラミド配合などと書いてある場合は、もちろんウソではないでしょうが、ごう微量にしかセラミドが配合されていない可能性があります。
全成分表示をみて、比較的前のほうにセラミド成分の記載があれば、配合量が多い可能性が高く、逆に最後の方に記載があれば、配合量が少ない可能性が高いという目安になります。
肌あれや敏感肌にオススメのセラミド化粧品
セラミド配合の美容化粧液を選ぶ際、テクスチャー（使用感）は重要な要素の一つになってきます。
塗ってみてしみるような場合は、水っぽいものよりも柔らかいクリームタイプのほうがオススメです。
肌のハリや弾力を強化してくれるヒアルロン酸、肌の酸化を防いでくれるビタミンＣなどがセラミドと一緒に配合されているものがオススメです。
またセラミド化粧液は、高価なものが多く、ついついケチってしまいがちですが、説明書に記載されている適量どおりに使うことで美容液の保湿効果を最大限に発揮させることができるのです。
